矢木沢ダムのあとは奈良俣ダムです。
一行は再びバスに揺られて移動します。
まずは管理所へ行き、
そこで昼食(各自が持ち込んだもの)をとり、座談会の予定。
氷柱が完全に殺しにかかってる奈良俣ダム管理所。
入り口には落雪を避けるためのトンネルが設置されていて
ここ以外から管理所には決して近づくなとの指示。
あんな氷柱を目の当たりにしたら……
座談会では、あらかじめ募集していた質問や
その他思ったことなど、色々とダムの中の人に聞くことが出来ました。
しかし、十分な時間がとれず少し残念。
ダムカードって場所によって微妙に違い(紙質やら角の丸みなど)があるのは何でー?って聞いてみたところ、ちゃんとフォーマット決まってるとのこと。
……でもなぁ、実際違うよなぁ……
管理所から見える山山。うむ、綺麗。
晴天で寒くないのがまた良い。
そしてお目当ての奈良俣ダムの堤体。結氷しているならまた湖。
取水設備のところだけ結氷していませんが、
これは(確か)エアを送り込んで、凍らないようにしてるのだとか。
というわけで、取水設備の中にも入らせて頂きました。
直線多段式ゲート付傾斜取水塔、らしい。
表面取水ゲートの巻き上げ機なんでしょう。
その側には雪に埋まる人の像(違)
さあ、いよいよ堤体にやってきました。
PR施設は雪の中。ダムカレー食べたいところですが当然営業してるはずもなく。
建設に使われたダンプカーのタイヤもご覧の通り。
ちなみに雪が無い時は
こんな感じでございます。(2013.05.19)
さあ、いよいよ堤体上にゴー!
雪のせいでもう一つのぞき込めなかった洪水吐。
こちらも堤体の中程まで……除雪ではなく、ほんのり踏み固めてあります。
踏み荒らされていない場所まで来てみました。
奈良俣ダムの天端は、欄干代わりに巨大な岩が置いてあるのですが
埋もれていてほんのちょっと頭を出しているだけです。
矢木沢でもそうでしたが、欄干が埋まるほどは積もるのですが、
それ以上は積もらないのは(ダムあるあるですが)風が強いため吹き飛ばされているのだとか。
ならまた湖。右の方に管理所などが見える。
下流側もやはり見えづらい状態なのだが、職員さんの許可のもと
結構攻めた位置まで進んで写真を撮ってみた。
まるでスキーのゲレンデのよう。
ちなみにこんな位置から写真を撮っています。
ちょっと分かりにくいですが、完全に天端から外れた
通常なら確実に立入禁止の場所、の空中?になります。
テレビクルーも仕事中。頑張ってくださいまし。
こっちはテンションに任せてダイブとかしてたり。
(この様子はテレビで使われてましたが…)
充分に雪を満喫したあとは、奈良俣ダムが一番綺麗に見える下流へ移動します。
やっぱり奈良俣といえば、ここよ、ここ!
発電所が無ければもっと良いのに、と無茶なことを思いつつ。
うーん!ブラボー!
白い奈良俣が真っ白じゃ!
(ちなみに、ここは立入禁止の場所じゃないし普通に車で来れるんじゃないかなぁ?)
実に素晴らしい冬期見学会でした。
この見学会、「一度参加した方はご遠慮下さい」なので
もう行くことは(今のところ)できませんが、
そのワンチャンスをこんな晴天に恵まれた最高の条件で行けたことは幸せでございました。
帰りの電車は、なにか懐かしいカラーリング。
また来てや~
[1回]
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