秋葉ダムを出て、更に秋葉街道を北に向かうと
(まあ私は逆の岸を走ってた訳ですが、そのうち秋葉街道に合流します)
大井橋という交差点で国道473号へ。
天竜川に沿って進むと、やがて佐久間ダムへの標識が…あったかどうか忘れたが右折。
ここから、ようやく山道らしくなってくる。
そんな山道にあるトンネルをいくつか抜けると…
佐久間ダムの立派な堤体が見えてくる。
それもそのはず、日本屈指の堤高155mを誇るのだ。
下調べ不足で「損したなぁ」と思ったのは
最後に通ったトンネルの途中に、展望台(へ向かう通路)があったらしい。
もっと良いアングルの写真が撮れたろうに…残念。
ちなみに佐久間ダムはwikipediaに「土木史の金字塔」と書かれる程の存在です。
詳細は素直にwikipediaさんにお任せします。
それにしても寒いなぁ、と思っていたら
おおう、落石防止の金網が凍り付いてる…!
そりゃ寒かろう。
佐久間ダムには右岸の崖上?に「佐久間電力館」という展示施設がある。
さっさとそこに行こうと思ったら
おおうっ!
ついに凍結道路現る。
ここは歩いてたんだけど、今後スタッドレスタイヤが役に立ってくる…のか?
上の写真の片隅に写っていたのは、水力発電に使っていた水車。
直径5.4mで重量100トン。これがぐるんぐるん回ってた訳ですな。
(今回の旅行は写真に入って行こう、という方向)
坂道をハァハァ言いながら登って佐久間電力館に到着。
坂の途中に駐車場あったけど、雪が結構残ってた。
ここでトイレを借りてから、受付で佐久間ダムと秋葉ダムのダムカードを貰った。
定番の模型。右側にチラリと見切れているのが佐久間電力館。
今改めて見ると、トンネルの途中から行けるという展望台もある。
なぜ気付かなかった…
屋上から堤体を望む。
横から俯瞰で見た時の「堰き止めてる感」は大好き。
もう少し前方からも見られたっぽいが、どうも脳が凍りつつあったのか、
ここでいいや、と思ったらしい。再訪するか。。
同じく屋上よりダム湖・佐久間湖を望む。
ちなみに、手前の丸いのは取水塔。
さて、天端に行ってみましょう。
途中、山がガサガサいってると思ったら、いらっしゃいました。
寒くないのか、こいつらは。
上流側からゲート付近を見てみる。
何だか水が少ないが…
ゲートも中々に巨大。また180cmが写り込んでいます。
ラジアルゲートだと大きさを伝えるのは難しいけど
ローラーゲートだと支柱があるから、こうやって写り込めば、
ある程度その大きさが伝わるかな、と。
下流を望む。
目の前の構造物が邪魔だけど美しい景色。
取水塔。ハニカム状のライトが、夜間ライトアップでもしてくれるんだろうか?
奥の取水塔は工事中。
水位が低いのは、この工事のせいなのか、単に雪解け前だからなのか。
そんな訳で、ちらりと雪の残る佐久間ダムでした。
ダム諸元
名称:佐久間ダム(さくま)
形式:重力式コンクリート
目的:P
堤高:155.5m
堤頂長:293.5m
堤体積:1,120,000m3
総貯水量:326,850,000m3
ダム湖:佐久間湖
管理者:J-POWER
完成年:1956年
ダムカード有り
J-POWER ダム便覧 wikipedia[0回]
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