こまちダムの次は、千五沢ダムに向かいます。
県道42号を戻って戻って……それだけです。
山の中といえば山の中なのですが、
人里離れた……という感じではない立地です。
地図を見ても、ぽつりぽつりと人家がある。
てな訳で到着。
1975年に出来たダムの割に、見るからに新しい展望台。
ダム湖・母畑湖。赤い取水塔が可愛らしい。ちょっとおもちゃみたい。
さて、動画の最後にも映っていましたが…
巨大なクレーンが稼働中。
何やら大規模な工事中。
ダム湖へ続く架設道路みたいなのも見えます。
洪水吐き周りは……建造中ってな案配。
なんだろなーと思っていたら(下調べしてない)
どうやら再開発工事中らしい。
かんがい用だった千五沢ダムに、治水機能をつけるために
ラビリンス洪水吐きにするらしい。
越流部分の距離を長くすることによって越流量を増やす、と。そんな感じ。
HPにのってる「ラービくん」と「リンスちゃん」が、うん。良い味。
どうも工事中の洪水吐きに目がいってしまうけど、堤体はこちら。
すごく立派なアースダムです。そう、アースなんです。
展望台はこんな感じかな…
工事中なので、どうなるか気になるけど管理所へ向かいます。
管理所へ向かう道の脇にあるスワン亭。
ここでトイレ借りがてらちょっとお茶をする。
そこからのダム。
とまあ休憩後さっそく向かいます。
堤体に向かう道の入り口に、ヘルメット姿の人がいたので、
不安になって行って良いのか確認しちゃったよ。
というわけで、工事関係の車やらプレハブやらの中を通りつつ
管理所に到着。
これも再開発に伴う、新築の管理所。
GoogleMapで見ると旧管理所の位置にピンが打ってある。
新洪水吐きに旧管理所やインクラインが邪魔になったかな。
ダムカードを貰ったのだが…
当然天端は入れないし、これくらいしか見られない。
でも、職員さんによると下流方向から良い鑑賞スポットがあるらしい。
という訳で移動!
正確な位置は聞いてなかったけど、下流に向かって県道40号を走っていると
すぐそれらしい場所につく。
母衣旗観音?ほろはた で良いのかな。
そういや、旅行全体のテーマで桜鑑賞もあったな…と思い出したり。
母衣旗観音様。どんな歴史があるのか調べようと
軽くググってみたものの、この辺りの桜の名所ってことは分かった!
あと「母衣旗事件」って商標関係の事件。
何か知りたかったことと違う。(すぐ諦める)
で、その母衣旗観音様の後ろから見られる千五沢ダム。
…の洪水吐き。恐らく写真左側に見える桜が
この場所のシンボル的な桜と思われる。
まだ咲いてないけども!
この真っ赤なラジアルゲートも数年後には撤去されてしまうんだなぁ。
工事、気をつけて頑張って下さい。
…と、やっぱり洪水吐きに目が行ってしまうがこちらが全景。
んー、何度見ても表面緑化したロックフィルっぽい。
アースっぽいロックフィルっぽいアースダム。
数年後にはラビリンス洪水吐きを備えた新・千五沢ダムに生まれ変わる。
その時、また来よう!
だって、ダムカードが更新されるからっ!
訪問日:2019.04.08
ダム諸元(改修後)
名称:千五沢ダム(せんござわ)
形式:アース
目的:FNA
堤高:43.0m
堤頂長:176.5m
堤体積:347,000m3
堤頂標高:EL367.1m
サーチャージ水位:EL362.7m
常時満水位:EL357.6m
総貯水量:13,000,000m3
ダム湖:母畑湖
管理者:福島県
完成年:1975年/2022年
ダムカード有り
福島県 wikipedia ダム便覧[0回]
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