今市ダムから道を戻り、やや拓けたところに出たら右折。
r245を板穴川沿いに北上する。
山の中ではあるが、それなりに交通量がある。
六月になって釣り人も増えているからか。
しばらく山の中をいくと…
大きな砂防堰堤が出現。
その存在感に思わず見物してしまった。
小休戸ダムと言うらしい。
堤高12m、堤頂長133mと中々立派な大きさだ。
その後さらに北上すると、
大笹牧場というところで、r168になるが、さらに数キロ北上すると
鬼怒川沿いに出る。そこからr23を東進する。
1,2キロ進むと、民家が見えてくるが、そこについたらすぐに右折する道があるのでそちらへ。
あとはもう一本道なので、山道を気持ちよく進む……のだが、
途中、牧場を二つほど通過する。その出入り口にはゲートがある。
自分が行ったときは開いていたのでそのまま通過したが、
本来は、自分で開閉して通過するものらしい。
いつもなら鬱蒼とした森の中ダムへ向かう、というパターンだが、
ここは牧場のため、拓けた高原を気持ちよくツーリングする感覚になる。
実に心地がよい。
そうこうしているうちに…
到着ー。暑い。
なんだか本当に拓けていて気持ちが良い。ある意味ちょっと異様。
写真に写っている小屋はトイレ。
トイレのあるダムは良いダム。
ダムの直下は広場になっていて東屋などがある。
見晴らしも良いしピクニックには良いかもしれない。
結構近づけるのだ。
堤体は当たり前だが立ち入り禁止。
それにしても本当に良い天気。
真っ青な青空の中を進む航空機。彼らもさぞかし良い景色を見ていることだろう。
左岸に伸びる道路(一般車両通行禁止)を進むと天端に出てこれます…が
立ち入り禁止。おーまいがー!
この短時間で少しずつ雲が多くなってきている気もしますがまだ大丈夫!
洪水吐なめのダム湖・栗山調整池。
洪水吐の先は暗渠になっている。その先は見ることは出来ないが、
まあ、鬼怒川のどこかに繋がっているのでしょう。
こういう先の見えないトンネル(しかも結構な傾斜w)は見ていると
なんだか恐ろしく思えてしまう私。
ここにも諸元と揚水発電の図解。
上流…というか、川が無いので、上流と言って良いのか?
ダム湖側からみた堤体。やはり川が無いので綺麗なものです。
調整池。右手前に見えるのが発電所への取水口、だと思う。
少し上から堤体を。
下流に広がるこの絶景。いや、雲がちょっと多くなっちゃってますが。
こんな景色を眺めながらノンビリするのがお勧めの栗山ダムでした。
訪問日:2015.06.07
ダム諸元
名称:栗山ダム(くりやま)
河川:利根川水系ネベ沢川
形式:ロックフィル
目的:P
堤高:97.5m
堤頂長:340.0m
堤体積:2,517,000m3
堤頂標高:EL1,093.5m
計画高水位:EL1,090m
計画低水位:EL1,063m
総貯水量:7,070,000m3
ダム湖:栗山調整池
管理者:東京電力リニューアブルパワー
完成年:1987年
ダムカード有り
TEPCO ダム便覧 wikipedia[2回]
http://c2g.ni-3.net/%E6%A0%97%E5%B1%B1%E3%83%80%E3%83%A0%EF%BC%88%E6%A0%83%E6%9C%A8%EF%BC%89/%E6%A0%97%E5%B1%B1%E3%83%80%E3%83%A0%EF%BC%88%E6%A0%83%E6%9C%A8%EF%BC%89栗山ダム(栃木)