矢那川ダムの次の目的地は片倉ダムです。
http://www.dammaps.jp/?d=0682
地図の上での机上の空論だと、
房総スカイライン有料道路を使うと片倉ダムの目の前に出る
という行きやすさと、
「スカイライン」と名前が付くからには景色が良いに違いないという
簡単な理由です。値段も安いし。
ぶっちゃけ、完全に順調そのもので完璧な道程でした。
しかも嬉しいことに件の有料道路、
「迂回路のため無料」とのこと。
どこの道路がトラブったか知りませんが、自分にとってはラッキーそのもの!
実にあっさり到着。
ちなみに、房総スカイラインですが、両側木々に阻まれて、絶景…とは行きませんでした。
敷地内の一番入り口に近い駐車場のそばから堤体を望む。
どーでも良いですが、駐車場は全て日陰無し。
シートが燃える様に熱くなるのを覚悟完了。
ダムカード大全集には
「取水塔やバルブ室の建屋の造りもメルヘンチックで
女性受けしそうなダムである。」
と書いてある。
ダム界のカリスマにケンカ売る気は無いが、メルヘンチックというか
取って付けた感の方が…ゴニョゴニョ
でっでもっ!取水塔、バルブ室、管理所が統一デザインなのは良いと思うの!
インクライン…で良いんだよね…?
自分のあまり多くないダム経験から言うと、野ざらしなのはあまり見たことない気が。
天端中央より下流を望む。堤高42.7mと正直大きくはない。
こんな感じのあまり大きくない発電設備をよく目にしてたから発電してるんだと勝手に思ってたけど、このダムは発電してません。
アオコなのか浮き草?が一杯流れ出てて見た目きたない(´・ω・`)
上流のダム湖・笹川湖を望む。
手前にある網場(あば・流木止め)にも浮き草と思しき緑の何かがいっぱい。
この写真じゃほぼ見えませんが、更に奥に「立ち入り禁止」のブイが二つ。
調べると、釣り好きの人には有名な釣りスポットらしく、笹川湖の奥の方は
ボートを出して釣りを楽しめるのだ。
なので、奥から手前(ダム)の方に来ないで下さいって意味と推測。
右岸のちょっとした広場から堤体前面を見る。下流が「前」なのかは知りませんが。
(右岸・左岸は上流から見ての呼称なのでもしかして…)
両脇が非常用洪水吐、真ん中の2つが常用洪水吐。ゲートレス。
左岸にも良い撮影スポットになりそうな駐車場があるものの、
なんかもう暑くて行動力に陰りがでていてパス。
常用洪水吐と非常用洪水吐って言葉を理解しやすい上流面。
この写真のように通常の水位(常時満水位)の時は流入した分の水だけ出ていく。
で、真ん中から流れていく水の量より多い流入量があってどんどん水位が上がると
両脇の非常用洪水吐からも水が出ていく訳です。(サーチャージ水位)
では常用洪水吐より水位が下がったら下流の川は干上がってしまうのか?
大丈夫、ご安心下さい(なんだこのキャラ)
その時のために「河川維持」等の為に、下流の写真にもあるように
もっと低いところから取水して水は出し続けるのです。
ダム執事の
(誰も興味の無い)ダムのお話でした。
あーちなみに、このダムのダムカードはここでは貰えません。
次に行く亀山ダムで2枚貰えるシステムです。
●昆虫写真●
分かりにくいぜ。またしてもタテハチョウっぽい蝶。
矢那川ダムの時の奴より全然大きい。
大きいが、花が鮮やかすぎて見えにくい。ってか、そういう進化したってことか…?
片倉ダムは花壇?に花が植えてあって、こんな感じに綺麗に咲いておりました。
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