雲川ダムを出て、再びR157を北上する。
大野市に着くまでは途中2基ダムがある。
まずは手前にある笹生川ダムに向かう。
途中R157からr230へ右折して橋を渡ってゆくのだが…
冬期通行止め!
うごごっ!もう5月やでっ!
な…なんとかココを通らないで行けないものか…
とにかく次の橋まで行って迂回してみることに。
で、その次の橋ってのが次なる真名川ダムのダム湖にかかる橋。
結構遠いんだがそっちへ行ってみると、そこには通行止看板が無い。
なので通行止めの表示があるまでは進むことにする。
しっかし、その迂回する道はほぼ交通量0のようで路面が悪い。
とにかく鋭角な落石を回避しながらヨロヨロと道を進んでいく。
5~6kmはありそうな悪路を進むと、少し広い道に出る。
看板などの表示は無い。
なので引き続き進む。
しばらくすると……
なんかゲートがある。既に自然に還ってる感じ…。
真名川ダムへ向かう道…みち?……だったとしたら無理っす。
なので、今走ってる道を進むことに。
すると、まあ当然普通に着きました。
さっきの道無き道が正しかったら職員さんどーすんだって話で。
堤体の見た目は、まあ良くある(?)重力式コンクリートダムです。
コンジットから…河川維持放流かな?
観測器と看板。そういやいつの間にか曇ってるな。
天端は完全なる立入禁止。
ダム湖「笹生川ダム湖」。
何でも県立の自然公園だそうな。
ダム湖側から見る堤体。取水口も見える。
なんか結構貯水量多い、気がする。
いつも見てる訳じゃ無いからなんともだけど……
上流の方に向かうと、奥に管理所が見えてくる。
立派な竣功記念碑が鎮座してらっしゃる。
こんなところにゲートがある。
取水口は左岸に見えたし、堤体にもゲートがあるのに。
何だろう?と現地では思っていましたが、
調べてみると、後付けの洪水吐ゲートだそう。
ダム完成後に、計画より流入量が多くなることが何度かあって
一番酷いときは、堤体全体を越流し、ダム決壊の危機に陥ったそうな。
こりゃまずいってなって増設されたトンネル式洪水吐ゲートなのだ。
航空写真で見ると、道を挟んですぐ下流に導水路が見える。
その脇にある、何の変哲も無い橋なんだが……。
山側の欄干はひしゃげてて、湖側は無事っていう。
雪、なんでしょうなぁ。
というわけで管理所到着。
一応「通行止とは書いてなかった道」で来たとは言え
多少気まずいけど、ダムカードはしっかりもらいます。
案の定「本来は通行止め」の件を言われるも、
とても優しい職員さんは「とはいえ追い返す訳にもねぇw」と。
すみませんでした。
ただ、この先は行かないでね、と。
確かに地図を見ると九頭竜湖へのショートカットのような道だ。
でも次は真名川ダム。素直に折り返しです。
とはいえあんな悪路はもう走りたくないので、
最初の写真にある橋を渡りR157にもどりました。
訪問日:2016.05.01
ダム諸元
名称:笹生川ダム(さそうがわ)
形式:重力式コンクリート
目的:FNWP
堤高:76m
堤頂長:209.8m
堤体積:225,000m3
堤頂標高:531.0m
総貯水量:58,810,000m3
ダム湖:笹生川ダム湖
管理者:福井県
完成年:1957年
ダムカード有り
国土交通省 wikipedia ダム便覧
[1回]
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