笹流ダムを出たらR5を北上し、さっさと道央自動車道に。
そこから70kmほどクルージングしたところにある国縫ICで下りる。
北海道のくねーって曲がっている部分の真ん中あたり(?)。
そのICから真っ直ぐ走る道がR230。
こいつを10kmほど走ると美利河ダム左岸に到着します。
んがこのダム、堤頂長1480mと長いので
そのままバイクで右岸まで行ってみました。
右岸側は駐車場はありますが、なーんもありません。
このズーッと先の曲がったところもその先もずーっと堤体です。
天端の欄干の端にはアザラシっぽいものの像。
ピリカカイギュウとやらかどうかは裏はとってない。
それとチューリップ。
このツートップを推していきますぴりか。
と、ここから歩くわけも無く、下流側の広場に移動。
写真じゃ分かりにくいかもですが、
どう移動したかは察してください。
下流広場の入り口にある看板。
朽ち果てた観光地の複合施設の看板のよう。
こういうのなんか好き。
というか、ここも結構な広さの駐車場があるのですが、
どういう勝機があって……あ、いや何でも。
駐車場の脇にあるトイレ。シャッターが下りていて使用できない。
ここにもアザラシっぽい奴のキャラ。
このダムにはかなり立派な魚道が整備されています。
よくある川の脇に別ルートとしてダム湖まで結ばれてる魚道ではなく、
下流からピリカ湖に注ぎ込むチュウシベツ川まで伸びている。
重力式コンクリートダム部まで接近しようとしたらピリカ発電所。
ああ、そうそう、美利河ダムは重力式コンクリート・フィル複合ダムです。
発電所の脇から一所懸命覗くが、いまいち。
正面の写真は下流の橋の上から撮ることにして
下流広場を散策する。
継ぎ目?の部分。
天端に登っていくこともできる。
魚道の中を観察できるコーナーもある。
どうせ何もいないんだろ…と思ったら
山ほどいた。必死に撮影に挑戦。動くなこのやろー!
広場散策を終え、左岸に移動中。
橋の上から下流面をば。
ようやく管理所へ。ダムカードをもらい、
苫小牧にとった宿へチェックイン時間の変更の電話をする。
間に合わなくなりましたw
水没記念碑。
沈んだ集落か何かのものでしょうか。
奥には係船設備が見切れてます。
で、ここからでもゲートまでがかなりある……長すぎるよ美利河ダム。
ちゃんと歩いてきました。
ローラーゲートはピンク色です。
下流を見下ろして見た図。
深い緑色をした水が、減勢池になみなみと。
なにかプールのようだ。
ゲートピアに土木学会賞の記念盾が。
ふと、下流に何か描いてあるのに気づいた。
ちょっと劣化で見にくいが、カイギュウ?
ぶれない美利河。
左岸駐車場には綺麗な植え込みと、稼働中のトイレ。
そして半分壊れた時計など、下流に比べれば全然管理されています。
この日は苫小牧まで移動するのみで2基しか見ないで終わるのでした。
ま、距離あるしね。
訪問日2015.08.14
ダム諸元
名称:美利河ダム(ぴりか)
形式:重力式コンクリート・フィル複合
目的:FNAP
堤高:40.0m
堤頂長:1,480m
堤体積:870,000m3
堤頂標高:EL126.35m
サーチャージ水位:EL122.950m
常時満水位:EL119.650m
総貯水量:18,000,000m3
ダム湖:ピリカ湖
管理者:北海道開発局建設部
完成年:1991年
ダムカード有り
国土交通省 ダム便覧 wikipedia[1回]
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