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ダムとバイクと、ときどき役者。
主な成分はそんなところです。
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小網ダムからR121を川治温泉へ北上し、
温泉街を抜けるとあっという間に到着するのが五十里ダム。

まず最初につくのが五十里ダム展望台。小さな駐車場です。

五十里ダム(栃木)
展望台にある五十里ダム碑。

五十里ダム(栃木)
当然ですが、五十里ダムを望むことが出来ます。
日本で初めての100mを超えたダムなのです。

五十里ダム(栃木)
周辺案内がありました。
さすがに2012年に出来た湯西川ダムが建設中と表記してある。

しかし、ここに居てはこれしか見られない。管理所へ行きましょう。

五十里ダム(栃木)
五十里ダムサイドトンネルを通過すれば…

五十里ダム(栃木)
到着。
管理所と、資料室。

わくわくダムダムです。

五十里ダム(栃木)
管理所そばから見る堤体。
日曜というのもあってか見物客が結構いた。

五十里ダム(栃木)にいた猫
モフモフの見物客が……

いや、この子に関しては管理所に住み着いているようだ。

五十里ダム(栃木)
堤体の上流面。
クレストゲートの手前にコンジットゲートの予備ゲート。

五十里ダム(栃木)
こちらには、五十里ダム竣工50年記念碑と慰霊碑。

五十里ダム(栃木)
天端に来てみました。歴史を感じるコンクリート。

五十里ダム(栃木)
天端は奥の方は立ち入り禁止になっていた。
あと、ほんのりカーブしているようだ。

五十里ダム(栃木)
ダム湖・五十里湖の様子。
ちょっと暗くなってきたかな?ってもまだ16時になってないけど。
画面左側の岸の裏のあたりに取水口があって、川治第一発電所に送水されている。

五十里ダム(栃木)
クレストゲートの機械室を見上げる。

五十里ダム(栃木)
そして二段式ローラーゲート。
銘板によると幅は10メートルあるようだ。

五十里ダム(栃木)
河川維持かなにか小放流してた。
最近増設されたらしい放流設備が右にある2棟の建屋。
アレはアレで放流したら見応えありそうだ。

歴史もある巨大ダムなのに、下流から見上げられないのは残念だ。

五十里ダム(栃木)にいた猫
何故か、どこか消化不良感がある見学だった五十里ダム。
でもここにはマスコットちゃんがいます。モフモフ。

訪問日:2015.06.07
ダム諸元
名称:五十里ダム(いかり)
河川:利根川水系男鹿川
形式:重力式コンクリート
目的:FNP
堤高:112.0m
堤頂長:267.0m
堤体積:468,000m3
堤頂標高:EL594.0m
サーチャージ水位:EL591.0m
常時満水位:EL586.0m
総貯水量:55,000,000m3
ダム湖:五十里湖
管理者:国土交通省関東地方整備局
完成年:1956年


ダムカード有り

日光市公式観光WEB 国土交通省 ダム便覧 wikipedia

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川治ダムから下流に2kmほど行くとすぐに出会える小網ダム。
r23から行くときは一つ目の交差点あたり(?)で左折です。

小網ダム(栃木)
すると、ダム右岸へ到着します。
天端は車両通行止めではないものの、重量制限0.7トン。
てか車が通るには物理的に厳しそうである。
緊急車両は良いようですけど……はて。

小網ダム(栃木)
左岸にある管理所。ここでダムカードをもらおう。

小網ダム(栃木)
左岸から見たゲート群。
手前のが取水口。

小網ダム(栃木)
取水口。ここから下流の川治第二発電所へ。
また、河川維持法流を利用して左岸に小規模の小網発電所でも発電している。

小網ダム(栃木)
ゲートピアを見上げる。うーん、雲間はあるんだけどなぁ。

小網ダム(栃木)
観光放流バルブ操作盤とやらがあった。
これだけ小規模なダムでも観光放流をするらしい?
ああ、全開にしてみたい……

小網ダム(栃木)
まあ、そうでなくても三番ゲートから放流中でした。
これは、鬼怒川温泉から川治温泉へ向かうメイン道路R121から。
なので何気なく見かけている人は多いだろう。
また、国道を挟んで川治温泉駅がある。

小網ダム(栃木)
名盤も良い味出してる。
下流は「龍王峡」という景勝地だったりする小網ダムでした。

訪問日:2015.06.07

ダム諸元
名称:小網ダム(こあみ)
形式:重力式コンクリート
目的:P
堤高:23.5m
堤頂長:128.0m
堤体積:20,134m3
堤頂標高:EL475.0m
サーチャージ水位:EL470.25m
常時満水位:EL468.0m
総貯水量:627,000m3
ダム湖:-
管理者:栃木県企業局
完成年:1958年

ダムカード有り

とちぎ旅ネット ダム便覧

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川俣ダムからr23を鬼怒川の流れとともに下流に下っていくと
20km程度だろうか、川治ダムが見えてくる。

川治ダム(栃木)
最近「ダムと青空」がお気に入り。

川俣と同じく、ここも大型のアーチダムだ。

川治ダム(栃木)
右岸の袂に資料館・売店がある。道を渡って反対側にはトイレもある。

川治ダム(栃木)
天端の様子。

川治ダム(栃木)
で、これが堤体。
下まで入れようとするとどうしてもこういう感じの写真になるため
川俣ダムとあんまり変わらないと思われてしまいそう。

川治ダム(栃木)
こうすれば川俣ダムが縦長だったって分かっていただけるかな。

川俣の話はどうでも良いとして、川治ダムの特徴として
屈指のオーバーハング具合、というのがある。
ゲートの部分がほぼ垂直と思われるので、そこを基準にするとわかりやすい。

川治ダム(栃木)
見下ろすとこうなる。堤体が見えない。
手すりの構造上のぞき込みにくくもある。

川治ダム(栃木)
下流の景色。
ついに雲が出てきてしまったのは残念。

川治ダム(栃木)
左岸から見た様子。
こっち側に管理所があってダムカードをもらえる。

川治ダム(栃木)
管理所前にあった記念碑。
アーチを表現している……んだと思う。詳細不明。

川治ダム(栃木)
ダム湖・八汐湖。

川治ダム(栃木)
機械室の螺旋階段達。沢山並んでいると中々面白い。

川治ダム(栃木)
二日後なので天候がアレですが。
日塩もみじライン(有料道路)の途中にある展望広場から見る川治ダム。

川治ダム(栃木)
こんな山深いところだったんだ?と改めて感じてしまう。

川治温泉から僅か1km。温泉ついでにいかがですか?w

訪問日2015.06.07


ダム諸元
名称:川治ダム(かわじ)
形式:アーチ
目的:FNAWI
堤高:140.0m
堤頂長:320.0m
堤体積:700,000m3
堤頂標高:EL619.0m
サーチャージ水位:EL616.0m
常時満水位:EL616.0m
総貯水量:83,000,000m3

ダム湖:八汐湖
管理者:国土交通省関東地方整備局
完成年:1983年

ダムカード有り

鬼怒川ダム統合管理事務所 wikipedia ダム便覧

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土呂部ダムから黒部ダムの方にやや戻り県道23号に出る。
そこから県道23号を群馬方面へ進むと10kmもしないうちにたどり着くのが
栃木県の代表的なダムの一つ、だと勝手に思っている川俣ダムです。

川俣ダム(栃木)
未舗装の駐車場にバイクを止めて、
この遊歩道を歩きます。

川俣ダム(栃木)
遊歩道はこんな感じ。
日差しが厳しかった…が、頑張って歩くと…

川俣ダム(栃木)
見えてきたー
川俣ダムです。

川俣ダム(栃木)
順路的に、資料館は強制的に入ることになります。

川俣ダム(栃木)
大剣とか展示してあります。

で、資料館を出ると…

川俣ダム(栃木)
管理所どーん!
トイレもあります。
そして、ひっそり重要な自動販売機も設置してあります。
暑い日などは買っておくことを強く勧めておきますw

川俣ダム(栃木)
なんか補強工事をしているようです。
130mからあるダムが決壊されては大変ですからしっかりお願いします。

川俣ダム(栃木)
管理所前から。
縦に長いのも特徴のアーチダムです。
ちなみに、ダムカードのデザインも縦だったりします。

川俣ダム(栃木)
天端には休憩用のオシャレデザインのベンチが。
そして、補修工事のついでに新しくしたのか、機械室。

川俣ダム(栃木)
ダム湖・川俣湖。
狭く見えるが、入り組んでいるだけで山の向こうにも湖が広がっている。

川俣ダム(栃木)
ボート格納庫。

川俣ダム(栃木)
下流の様子。
瀬戸合峡というらしい険しい峡谷だ。
で、ダム観賞用?の吊り橋が見える。素晴らしい。

川俣ダム(栃木)
真下を見下ろすとこんな感じ。

川俣ダム(栃木)
左岸から見た堤体。手前の岩が邪魔。
管理所側から伸びる、斜めエレベーターがなんだか怖い。
乗ってみたいけど。

さて、下流にあったあの吊り橋へは、
管理所横から450段ほど階段を上り下りしてようやくたどり着くことが出来ます。
正直ちょっと大変です。
なので、自販機で飲み物を買っておくのが良いと。

川俣ダム(栃木)
吊り橋のたもとに鐘があったりします。
ツバメがいっぱいいるから、童話的に、なんか鐘。
程度の動機付けのようですが私はよく分かりません。
鳴らすと願い事が叶うとか何とか。
ちなみに結構大きな音が鳴ってビックリしたりします。

川俣ダム(栃木)
そして吊り橋。最近ローアングル好き。
ちなみに「瀬戸合峡 渡らっしゃい吊橋」と言うらしい。

川俣ダム(栃木)
しっかりした橋だが、ちょっと揺れる。
乗り出すと、さすがに怖い。
いつかやると思われる龍神大吊橋からのバンジーは、むむ…

川俣ダム(栃木)
そして正面から。縦長なのがよく分かる(でも横幅のほうが長い)。
こうやって正面に見られる場所があるのが素晴らしい川俣ダムでした。

川俣ダム(栃木)に居た奴
緑は緑だけど、仲間じゃないぞ。

訪問日2015.06.07


ダム諸元
名称:川俣ダム(かわまた)
形式:アーチ
目的:FNP
堤高:117.0m
堤頂長:131.0m
堤体積:167,500m3
堤頂標高:EL980.0m
サーチャージ水位:EL976.0m
常時満水位:EL976.0m
総貯水量:87,600,000m3

ダム湖:川俣湖
管理者:国土交通省関東地方整備局
完成年:1966年

ダムカード有り

国土交通省 wikipedia ダム便覧

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黒部ダムから上流側へ約2キロ。
すぐに到着するのが土呂部ダム。

ただしダム湖側にしか道が無く、見られるのは僅かに上流面だけ。
土呂部ダム(栃木)
青い空の緑の小山。
むしろそっちをメインに写真をば。
最近大好きなダム空写真(?)

土呂部ダム(栃木)
取水塔…と思われる。
なんだか大きめのCPUクーラーのフィンのよう。
取水口自体はたぶん向こう側。
取水された水は、黒部ダム湖上流部にある栗山発電所まで導水されている。

書くことも写真も無いので、色々調べてみると、
さらに上流にある川俣ダムからも取水しているようで、
川俣ダムから土呂部ダムに来た水は、ここから栗山発電所で発電に使われ鬼怒川に流れ込み、すぐに黒部ダムで取水され、鬼怒川発電所に行って再度鬼怒川へ。
こういう仕組みを調べてみるのも結構面白い。

まあ、それはさておき、
諸先輩方のHPを見ても下流面の写真は無い土呂部ダム。
川俣・川治などの大型ダムや黒部のような味わい深いダムに囲まれて
ひっそりと働く裏方さんのような存在…なのかな。

訪問日:2015.06.07
ダム諸元
名称:土呂部ダム(どろぶ)
河川:利根川水系土呂部川
形式:重力式コンクリート
目的:P
堤高:21.6m
堤頂長:56.0m
堤体積:8,000m3
堤頂標高:-
サーチャージ水位:-
常時満水位:-
総貯水量:225,000m3
ダム湖:-
管理者:東京電力リニューアブルパワー
完成年:1963年


ダムカード有り

TEPCO ダム便覧

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