白川ダムをザッと見たところで、
さあ急げ急げ、天理ダム。
白川ダムから5kmほど。
結果的には、ほんの少し余裕が出来たので
堤体下の道から先に撮影。
R25が堤体下、そして天端上を走っているので
この真下の場所へは自動的に着く。
バルブがこんにちわ。
……とかそんなことより
盛大に工事中。なんの工事なのかは……
すぐ分かった。
放流設備強化と……絵の感じじゃ、小水力発電所あたりも怪しい。
さてと、いうてもそんなに時間もありませんし
残り一気に管理所へ行って、岩井川ダムと天理ダムのダムカードをゲットです。
管理所の写真は撮ってなかった模様。
時間的にはほぼ17時だったが、我々より後にもカード貰いに来た人がいたや。
ダム巡りはみんなギリギリになるんかな。
天理ダム上流面。
手前から選択取水設備、クレストゲートとあって、
その奥の水面あたりにあるスクリーンが、絶賛工事中の
新放流設備の取水口だと思われる。
どことなく昭和感強めな案内看板。
意外と諸元は細かく書いてあってgood!
奈良らしく、比較対象は東大寺大仏殿。
「しかしダムってでかいナァー」。
不気味な鹿らしきキャラクターが感情の読めない表情で言っております。
右岸下流側からの眺め。
下流の様子。
天端とゲートピアの様子。
先述したとおり、天端上は国道。
ダム湖・青垣湖。それほど広くなく、割と見たまんまな大きさ。
でも曝気装置があるもよう。
左岸側には、ちょっとした公園ってか広場がある。
立派な説明……碑?
そっちから見る上流側。
インクラインや管理所が見える。
そして下流側にちょっと歩くと、全体が見える場所が。
工事の足場を支える支柱がちょっと頼りなく見えるけど、
重機が何台も乗ってるんだから、鉄ってすげーな(?)
まだちゃんと立っているのに、表面が完全に朽ちている標識。
何で曲がったんだ?とか疑問も湧いてくる。
なんかこういうのも撮っちゃうんだよなぁ……
工事が終わったらカードも更新されるんでしょうねぇ。
って考えると、このカードを貰えるのは後1年かそこそこでしょうか。
と、ここでこの日のダム巡りは時間切れ。
終わり、と決めてしまうと宿に直行したくなってしまうものだ。
翌日、かなり戻ってこないと行けないわけですが
初瀬ダムはカード配布場所がさらに西へ10km以上離れた場所にある。
今から考えると、東京までの道のりを考えれば
往復20kmとか誤差で良いじゃんって気がするのですが、
当時のメンタルさんが「今回は初瀬は諦めよう」と決断したため行かないことに。
その所為で、この地域のダムカードとしては、
ココだけポツンと取り逃すことに。
「効率の良いダム巡り」を考えると、致命的な判断ミスな気はしますが
……天理ダムのカードが更新された後にでも……
……吉野の桜のリベンジの時とか……
……奈良南部の通行止めで行けなかった坂本ダムもあるじゃん……
等々、自分を納得させているところであります。
訪問日:2018.04.07
ダム諸元
名称:天理ダム(てんり)
形式:重力式コンクリート
目的:FNW
堤高:60.5m
堤頂長:210.0m
堤体積:193,000m3
堤頂標高:EL270.5m
サーチャージ水位:EL268.5m
常時満水位:EL255.0m
総貯水量:2,500,000m3
ダム湖:青垣湖
管理者:奈良県
完成年:1979年
ダムカード有り
奈良県 ダム便覧
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