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ダムとバイクと、ときどき役者。
主な成分はそんなところです。
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山本第二調整池のすぐ北、500mくらいの場所にあるのが山本調整池。


こちらも、ダム堤体そのものにはあまり惹かれないので…


それでもまあ、池ってか湖ってかは、青空があると映えるもので。


余水吐きだと思う構造物。
発電所への取水口へどんどん近づいていくと……


逆に水が流れてくる。なんか変わった構造だ。
こういうとこ他にもあるのかな。


もちろん立入禁止です。
しかし、このへんで再び雨が降り始めて、テンションが下がる。


こっちは小千谷発電所への巨大な取水口。当然、あっちにも流れ落ちている。


で、水が流れ込んで来ているのは、このゲート……なんだと思う。
その水は、浅河原調整池から千手発電所で発電に使われたあとに
再び15km以上流れてきたものだ。


でも、流れてきた水の半分は貯水池にたまってる……のかな。
全て発電に回さない理由は…調べて無いし、まあいいや。
ダムカードによると昼夜に水を貯め、朝夕のラッシュ時間帯に発電してるそうだ。

さて、これでJR信濃川発電所のダム4基全て回りました。

ここまで来て、ようやく四枚のダムカードがいただけます。
宮中取水ダム、浅河原調整池、山本調整池、山本第二調整池の4枚。
ダムカードを貰う方法は二つありますが、
簡単なのは、山本調整池と山本第二調整池の間にある

「市民の家 小千谷信濃川水力発電館」
通称「おぢゃ~る」


で、もらうことかな、と。
各ダムを訪問したことを証明する写真が必要になります。
この手の場所でオススメするのは、証明用にスマホで一枚ずつ撮っておくことですかね。

雨が酷くなったので、若干休憩させて頂きましたが
止む様子もなく、諦めて出発するのでした……



訪問日:2017.09.21

ダム諸元
名称:山本調整池(やまもとちょうせいち)
形式:アース
目的:P
堤高:27.5m
堤頂長:926.6m
堤体積:-m3
堤頂標高:-
常時満水位:-
総貯水量:1,071,000m3
ダム湖:-
管理者:東日本旅客鉄道株式会社
完成年:1954年

ダムカード有り

JR東日本 ダム便覧

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浅河原調整池から引き続きr49を北上。
直線距離で言うと18km程度あるので結構かかりますが
関越を越えた頃に到着です。


柏崎ダムスタンプラリー編と言っておきながら
十日町市から小千谷市へ。柏崎市周辺を彷徨っております。


てなわけで到着でございます。


こうしてみると、何てこと無い池に見えるが
ロックフィルダムなんだそうだ。
堤体の向こうには小千谷市の市街地が広がる。


シールドマシンの一部がオブジェになっていた。
説明書きによると「ECLシールド機」の部材だそうで
「本工区では、山岳トンネルで我国最初の、シールド機を用いた
 直打ちコンクリートライニング(ECL)工法で施工しました。」
……だ、そうです。


調整池の中にあるJRの文字が主張してくる構造物。
取水口かと思ったら余水吐きらしい。
でも近くに小千谷第二発電所の取水口もあると思われる。


調整池に注ぎ込む場所。
この水は、宮中取水ダムの第二取水口から30kmもの距離を流れてきたもの。
山の中にはこういう見ることの出来ない導水路が結構張り巡らされている。
山道を走っていると、斜面に沿ってぶっといパイプ(水圧鉄管)が設置されてるのは
見たことある人も多いと思うが(その下には水力発電所がありがち)
その前には、地面の中を何キロにもわたって水路が作ってあると思うと
「なんかすげーな」と漠然と思ったりする。

こういう系のダムはあまり好きではないので、
別のとこに思いを馳せてみたよ!



訪問日:2017.09.21

ダム諸元
名称:山本第二調整池(やまもとだいにちょうせいち)
形式:ロックフィル
目的:P
堤高:42.4m
堤頂長:1392m
堤体積:-m3
堤頂標高:-
常時満水位:-
総貯水量:3,640,000m3
ダム湖:-
管理者:東日本旅客鉄道株式会社
完成年:1990年

ダムカード有り

JR東日本 ダム便覧

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宮中取水ダムからr49を信濃川沿いに北へ向かうこと8kmほど。
ほぼ丁字路のような感じの先に見えてくる池?が浅河原調整池。


宮中取水ダムから導かれた水がまず最初にやってくる場所だ。


朝日を受ける緑の堤体が綺麗。
見ての通りのアースダムだ。


上流側はリップラップといっていいのか、石で保護しているような案配。


天端はこんな感じで通れそうだが…


ここを通るには、特殊な資格が必要なのだ。
私のようなオッサンが通ることなど出来ぬのだ。

折しも通学時間にかかっていたのか
数人の学童がここを渡って来ていた。
今のうちに存分に堪能するとよい。


んで、調整池の方を見ると、巨大な構造物がある。
それの左にも何か見えるが、あれは余水吐き的な取水口らしい。


この巨大な構造物は、宮中取水ダムからの水が出てくるところらしい。


調整池側から見る堤体。まあ逆光なので見にくいですけどね。


そんな浅河原調整池は、土木遺産になっております。

んで、ここのダムカードもこの後いく山本調整池の近くで貰える。



訪問日:2017.09.21

ダム諸元
名称:浅河原調整池(あさがわらちょうせいち)
形式:アース
目的:P
堤高:37m
堤頂長:291.8m
堤体積:-m3
堤頂標高:-
常時満水位:-
総貯水量:1,065,000m3
ダム湖:-
管理者:東日本旅客鉄道株式会社
完成年:1945年

ダムカード有り

JR東日本 ダム便覧

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新潟まではもう遠いと感じる距離ではありません。
関越を北上し、湯沢、もしくは塩沢石打あたりで下道へ。
あとはR353で新潟に入れば宮中取水ダムに到着します。



しかし折からの雨で、一基目からビショビショである。
予報はそんなに悪く無かったハズなのだが……


雨の中、堤体に近い場所に駐車しようとやってきたのが
取水された水路の脇。
この水は、最終的に発電所に向かい、JRの電車を動かす電力になるのだ。


取水用のゲート達。結構な勢いで流れてるのが分かる。


んで、こちらがダム本体。


なんでも信濃川本流にある唯一のダムらしい。


天端の様子。空は明るくなってるし、なんとか晴れて欲しいもんだ。


この宮中取水ダムを始め、発電所に至るまでの説明看板。
左上の方にあるのが宮中取水ダム。
このあと、いくつかの調整池を通って、発電所から信濃川に戻るのだ。


堤体上からみる取水口。すげー広い。


放流しているゲートまでやってきた。
ゲートから大量に抜ける水に、渦巻きが出来ていた。


右岸には立派な魚道がある。
魚道側のゲートが放流してるので、中にはせっかく登って来たのに
下流に押し流されてる子もいるかもしれないw


魚も大変だ。


時間によっては解放されてるらしい。
朝一で訪れてるので、もちろん解放されていないが致し方ない。


気づくと、青空が見えてきた。よしよし。

このまま下流300mほどのところにあるR353の橋まで歩くと…


正面からそのご尊顔を拝むことが出来る。
このタイミングで晴れ間が覗いてきたのはありがたい限り。


雨上がりの晴れ間ってことで、
スポットライトが当たったかのような堤体と、二重にかかる虹を見ることが出来た。
雨が降ってたため防水コンデジでしか撮れなかったのが若干残念。


戻ってきました。晴れている内にもう一度堤体を撮ってフィニッシュ。

この後、発電所までのいくつかの調整池を経由していくと
ダムカードを貰える場所に行くことが出来る。
そこに到着する時間から逆算しての、早朝の宮中取水ダムでした。



訪問日:2017.09.21

ダム諸元
名称:宮中取水ダム(みやなかしゅすい)
形式:重力式コンクリート
目的:P
堤高:16.8m
堤頂長:330.8m
堤体積:51,000m3
堤頂標高:-
常時満水位:-
総貯水量:970,000m3
ダム湖:-
管理者:東日本旅客鉄道株式会社
完成年:1939年

ダムカード有り

JR東日本 新潟県十日町市 wikipedia ダム便覧

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いつだったか気づいた柏崎市のダムスタンプラリーの情報。

公式ページ


今年の7月中から開催されているこのスタンプラリー。
専用ダムカードの在庫切れとともに終了するとのこと。
これは是非行きたいなぁと、スケジュール調整して出かけたのが
9月21日~22日でした。

その22日から在庫の枚数が表示されはじめ、
ついに10月5日に終了したようです。


鵜川ダム以外のこれらのダムを巡り、所定の施設でスタンプを集め
最終的に柏崎駅の観光案内所で、鵜川ダムのカードを貰うというこの企画。
ガチで行くなら、1つの市のダム巡り、基数はそれなりにあるとはいえ
一日で消化出来てしまう、のだが、当然それだけで終わる気はございません。

周辺のダムも網羅する柏崎ダム旅行の始まりです!

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