さて、翌日。
のんびり昼頃まで宿で粘ってから出発。
国道151号を更に南下するのですが
2キロも走らないところで国道は川を渡ってしまいますが
無視して直進。
そこから500メートルも走ると到着するのが
大野頭首工です。
厳密には、敷地の入り口、ですが。
関係車両以外は入っちゃダメっぽかったので、
入り口辺り、ちょっと広くなってる場所に駐車して歩いて向かいます。
用語解説。
頭首工とは…!河川等から用水路に分岐させる施設!
用水路の先端=頭首にある構造物のことだぞー!
自分も行く前になって勉強したばかりだがー!
ってことで、宇連川から、豊川用水を分岐?させる場所な訳です。
川をせき止めて、必要な水を取水するので、結局はダムです。
もちろん、堤高が15mないとダム扱いされませんが。
これが豊川用水の流れ。
しばらくここを歩いて行くのですが、桜の木がずーっと植えてあって
さぞかし綺麗なことになるんでしょうな!感、満載。
堤体が見えてきました…が、桜の木が邪魔です。
到着! ローラーゲートの機械室だろうけど、妙に頭でっかち。
ここが、豊川用水の取水口。小型のローラーゲートが3門、のようだ。
この日は一つだけ開いていた。
で、右側に写っているのが管理所。
裏から回り込んで2階のインターホン押してダムカードを貰う。
ちなみに一階部にトイレがある。ダム巡りでは重要な設備だが、まだ宿出て30分も経ってないしな…
その管理室へ向かう階段の途中から堤体を望む。
網場がちょっとだけあるが、あそこは魚道の出口らしい。
同じ場所からダム湖…ダム湖? …宇連川を望む。
川が太くなっただけか、湖なのか、その区分はよく分かりませんが
とりあえず、ここはダム湖では無いです。
天端に来てみました。3門のうち、左右のゲートはフラップ付きローラーゲート。
そこのフラップ部分まで水が。それと網場が無いので漂流物が。
そこから宇連川を眺める。やっぱり春来たいねぇ。行かないけど。
しっかし、上、デカすぎ。まるで高速道路の高架のようだ。
魚道。この時は水無いけど、魚がダムを越えて上流に行くための装置。
装置っていうか階段状になってるだけですが。
反対側から天端を。写り込んでみました。
天端状にある、水色の鉄板部分は、予備のゲートをブッサス所らしいです。
レールもそのゲートを運ぶためにあるのでしょうが、
ゲートのメンテ時くらいしか使わないんでしょうなぁ。
国道151号に登る道が一応あるので登って来ました。
うん、こっちからだとちゃんと全貌を見ることが出来る。
まあでも、駐車スペースが無いんでこっちから来るのはお勧めしませんがね。
ダム諸元
名称:大野頭首工(おおのとうしゅこう)
形式:重力式コンクリート
目的:AWI
堤高:26m
堤頂長:66m
堤体積:28千m3
総貯水量:1096千m3
ダム湖:-
管理者:水資源機構
完成年:1961年
ダムカード有り
これらの諸元はダム便覧からの引用です。[0回]
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