と言うわけで、
初めからチラッとしか見えないのが分かっていた猿田ダムを
それこそチラッとだけ見て奥三面ダムへ。
三面・猿田とは出来た年代が違う、割りと新しいダムです。
猿田とは目と鼻の先なので、あっという間に到着。
管理所前の石碑。さっそくカードを貰いに行くと、
「あ、三面にいた黒のバイク?」って聞かれた也。
それで間違いねーっす。
10:30~15:00しかカードを貰えない難易度の高いダムと言われてますが、
三面と奥三面で管理してる人が多分同じなんですね。
三面ダムのエントリでも書きましたけど、写真だけ持っていけば良いとか。
日本でほぼ最後に作られたアーチダムです。
同年広島県の温井ダム(156mの巨大なアーチダム)も完成しています。
熊本県に川辺川ダムというアーチダム計画がありましたが事業見直し。
他に計画されているアーチダムは存在しないので、ほぼ最後なのです。
そもそもアーチは立地に制限がありすぎですからね。。
天端へ。何だか外灯もデザインされてる感。何を模してるかは不明ですが…
この道を真っ直ぐ進むと、奥三面ダム湖・あさひ湖を沿ってから南へ向かって
山形県の国道113号あたりに出たりします。新潟から南下して山形。妙。
あさひ湖。三面川は今更ですが、水が綺麗。
下流を眺めるとこんな感じで岩肌ボコボコの景勝地感。
どことなく、自分が(暫定)一番好きな豊平峡ダムと似ている雰囲気です。
覗きこむとこんな感じ。堤高116m。アーチなので、真下に落ちる感じです。
うーん、やっぱりちょっと怖い。
なにやら猛禽類ぽいのが休憩中。
逆サイドから。放流してるのは発電設備か?
写真右に見える建物が管理所。真ん中やや左に見えるのが
選択取水設備と倉庫?及びトイレ。
取水設備付近から堤体上流面。
自然越流式のクレストの間に、オリフィスのローラーゲートが見えます。
…が、そこにも水面届いてませんな。
アップで。
取水設備の前は駐車場になっていて、トイレ等ある。
その取水設備に説明の看板が。
トイレなんだが…どう見ても倉庫の端っこに、
「トイレここだからここを開けろ!」みたいなメモが貼ってある。
凄まじくトイレっぽく無い。
しかも、この扉が、3枚分くっついてて、それを一気に開けなくてはならないので
メチャクチャ重いこと重いこと。
限界まで我慢してトイレを目指す場合、ここで力尽きる可能性があります。
でも中に入ると、かなり綺麗に整備されているトイレが現れる。
ダムにある公衆トイレ的にはトップクラスの綺麗さ。
ギャップか狙いか?
さて、用を足したところで、昨日行き損ねた大石ダムへ向かいますかね。
ダム諸元
名称:奥三面ダム(おくみおもて)
形式:アーチ式コンクリート
目的:FNP
堤高:116.0m
堤頂長:244.0m
堤体積:257,000m3
堤頂標高:239.0m
総貯水量:125,500,000m3
ダム湖:あさひ湖
管理者:新潟県
完成年:2001年
ダムカード有り
新潟県OHP ダム便覧 村上市OHP[2回]
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