新潟まではもう遠いと感じる距離ではありません。
関越を北上し、湯沢、もしくは塩沢石打あたりで下道へ。
あとはR353で新潟に入れば宮中取水ダムに到着します。
しかし折からの雨で、一基目からビショビショである。
予報はそんなに悪く無かったハズなのだが……
雨の中、堤体に近い場所に駐車しようとやってきたのが
取水された水路の脇。
この水は、最終的に発電所に向かい、JRの電車を動かす電力になるのだ。
取水用のゲート達。結構な勢いで流れてるのが分かる。
んで、こちらがダム本体。
なんでも信濃川本流にある唯一のダムらしい。
天端の様子。空は明るくなってるし、なんとか晴れて欲しいもんだ。
この宮中取水ダムを始め、発電所に至るまでの説明看板。
左上の方にあるのが宮中取水ダム。
このあと、いくつかの調整池を通って、発電所から信濃川に戻るのだ。
堤体上からみる取水口。すげー広い。
放流しているゲートまでやってきた。
ゲートから大量に抜ける水に、渦巻きが出来ていた。
右岸には立派な魚道がある。
魚道側のゲートが放流してるので、中にはせっかく登って来たのに
下流に押し流されてる子もいるかもしれないw
魚も大変だ。
時間によっては解放されてるらしい。
朝一で訪れてるので、もちろん解放されていないが致し方ない。
気づくと、青空が見えてきた。よしよし。
このまま下流300mほどのところにあるR353の橋まで歩くと…
正面からそのご尊顔を拝むことが出来る。
このタイミングで晴れ間が覗いてきたのはありがたい限り。
雨上がりの晴れ間ってことで、
スポットライトが当たったかのような堤体と、二重にかかる虹を見ることが出来た。
雨が降ってたため防水コンデジでしか撮れなかったのが若干残念。
戻ってきました。晴れている内にもう一度堤体を撮ってフィニッシュ。
この後、発電所までのいくつかの調整池を経由していくと
ダムカードを貰える場所に行くことが出来る。
そこに到着する時間から逆算しての、早朝の宮中取水ダムでした。
訪問日:2017.09.21
ダム諸元
名称:宮中取水ダム(みやなかしゅすい)
形式:重力式コンクリート
目的:P
堤高:16.8m
堤頂長:330.8m
堤体積:51,000m3
堤頂標高:-
常時満水位:-
総貯水量:970,000m3
ダム湖:-
管理者:東日本旅客鉄道株式会社
完成年:1939年
ダムカード有り
JR東日本 新潟県十日町市 wikipedia ダム便覧
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