さて、岳温泉の櫟平ホテルにチェックインした後は
飯&温泉では無く……
岳ダムです。
ホテルから桜坂を登って100mかそこそこ歩くともう到着です。
見えてきましたダム。
温泉街にあるダムですからしっかり観光仕様!
…と思いきや…んむむ。色あせた看板……
まあ、正直なとこいうと岳温泉も寂れた感じではありますが…
ダムカードがあるわけではないのでノンビリ来ました。
管理所の横、天端へ続くところにはチェーンが。
あれれ、天端行けないのか…?
時間の問題だろうか…
ダムの脇からも堤体を。
で、もうここしか行けないので終わりかー
で、ちょっと引くと…
下流への道があるものの、こちらもチェーンがあって……
立入禁止………ではない様子。
昭和57年とは書いてあるが看板自体はどう見ても新しいので
現在も徒歩なら散策してもいいんだろう。
てな訳で侵入。
中に入るといきなりの……
Welcome法面崩壊。なかなかインパクトがあります。
右岸下流側に公園がありました。
そこには岳ダムの石碑が!恐らく人はあまり来なくなっただろうこの場所に!
眺めは中々良い。あのチェーンを越えて良かった。
堤体にもグッと近づける。
よく考えると、堤体の脇からスロープで下流に来れるってのは
割と珍しい構造をしている気がする。
さて、この広場はこんなもので……
さて帰るか…とも思ったのだが…
地図を見ると、道は下流まで続いて、川を渡って左岸に向かえる模様。
ダム便覧のフォトライブラリーには左岸からの写真もあるので
何かが見られるんじゃないかと向かってみることに。
しかし、広場から更に下流に行く道は……
中々ハードな道のりの気も……しつつ……
昭和57年から、恐らくまともなメンテナンスはされてないんでしょう。
道路脇は崩れ落ちている場所も……
気をつけつつも進むと……
んむむむ………引き返すか……?とも思ったものの……
進みます!
何年にもわたる落ち葉などで、もはや路面は見えない。
地面はふかふか。ずるずる。
こんな道がしばらく続き、あ、途中ガードレールもどっか見えなくなったり。
へこたれそうになったころに……
ようやく橋に辿りついた!
橋を渡ると……逆側の岸の道は車も通って良い道で、
この橋までが歩行者道路でした。
あとは、普通の道を遡って行くだけです。
……でもまあ、何か予感はありますよねぇ。あれの。
立入禁止。
やっぱりなぁぁぁぁ。
広場を出てここまで歩くこと
約40分。
こういうこともあるよね!!!
でもだからといって立入禁止には入らない。それがダムマニア。
なんとか木々の隙間から堤体を撮って終了。
さあ、40分歩くぞーー!!夕食に間に合わなくなるし。
でまあ、こんなとこを戻りつつ、帰りは違うモノが目にとまり始める。
誰も見ることなくなった交通標識。
こういう朽ちた標識、なんか好きなんだよねぇ…
なんでこんな黒くなってんだか。
約90分のトレッキングを文句一つ言わず来てくれたゆきてぃ。
カーブミラーだったやつ。
…んー、やっぱ標識の方がいいなぁ(謎)
こういうのこういうの。
まだ朽ち方が足りないけど。
しかし…ここ、そのうち本当に立入禁止になりそうやね……
もう落石うんぬんじゃないレベルですなぁ。
ってなわけで、無事に広場までもどりまして…
んー、改めて見ると、ここも大概ヒドい状態だね……
そんなスリル満点?岳ダムでした!!
★えー、ただいま入った情報によりますと
2019.04.19から非公式ダムカードの配布が始まったとか始まってないとか。
えーーーーーーーーーーー
訪問日:2019.04.07
ダム諸元
名称:岳ダム(だけ)
形式:重力式コンクリート
目的:FA
堤高:60.0m
堤頂長:215.0m
堤体積:127,000m3
堤頂標高:EL470.0m
サーチャージ水位:EL465.4m
常時満水位:EL461.0m
総貯水量:1,100,000m3
ダム湖:-
管理者:福島県
完成年:1979年
ダムカード無し(有り?)
wikipedia ダム便覧[0回]
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