道志ダムから相模原の市街地まで折り返し、
城山ダムをスルーし、お隣の本沢ダムへ。
揚水発電の上池で、下池は津久井湖。
若干面倒な感じになってるのは
本沢ダムのダム湖は城山湖で
城山ダムのダム湖が津久井湖。
揚水発電で、湖水を行ったり来たりさせてるので
水位が28mとか変化するらしいぉ。
駐車場(自販機・トイレ有り)について歩き始めるが…
まず発電所の入り口が。
あとで分かったのは、ダムに出るためだけなら駐車場からもっと直線的に行く道がある。
…のだが、順路がこっち、と勝手に思い込んだので
この発電所を回り込む道を突き進んでしまった。
城山湖はハイキング等出来るようにぐるっと遊歩道が整備されている、
というか、ダム見学の方が想定外なのでこうなってるんだろう?
ふと見ると、城山ダム発見!
この標高差を使って発電しているわけだ。
ズーム。スルーしてごめんよ。
その後ろでは発電所、というか変電所?が唸りを上げている。
発電設備そのものは地下深く埋まってる。
結構な距離歩いて、やっとついたー!
白い玉石がリップラップに使われているロックフィルダムだ。
純粋に揚水発電の為の溜池なので、流れ込む河川は無い。
休憩所など整備されていて、何か施設があるわけでもないのに
かなりの方が利用されていた。
ってか、ここまで車で来ていいんかい!と突っ込んだものだ。
かなり大きい城山湖の石碑。
その前では、無線談義をしている老紳士の一団が。はて。
その近くに興味深い記述。航空神社。
行ってみましょう。
登ったところにあったのは
日本通運株式会社関東支店・城山無線基地局
さっきの方々と関係があるやらないやら。
んで、航空神社はどこかいな?
ん? 下り?
航空神社見当たりません!
どこにあったんだろう…?
それはさておき、ダムの下流側は土らしいです。本沢ダム。
さて、ここから堤体に降りるには、これまた迂回して行かなければなりません。
途中にあるお宮さん。
徒歩だと時間かかるのです。駐車場の閉門は17時。気をつけなければ。
ようやく堤体に近づいてきました。
しっかし、アースダムにしか見えない。土だから見た目同じか。
天端に到着。
天端からの景色。相模原の町並みはもちろん、遠く都心の高層ビル群も見える。
洪水吐は小山を挟んであっちに。
使われてなさすぎて廃墟の風格。
でもまあ、法令上ダムには無いと行けない設備なんで。
種をつける紅葉。秋も綺麗なんだろうなぁ。
久しぶりに見た気がするテントウムシくん。それアブラムシじゃないよ?
※パノラマ写真。スクロールバーでスクロール出来ます。
ダム諸元
名称:本沢ダム(ほんざわ)
形式:ロックフィル
目的:P
堤高:73m
堤頂長:234m
堤体積:1852千m3
総貯水量:3927千m3
ダム湖:城山湖
管理者:神奈川県
完成年:1965年
ダムカード無し
これらの諸元はダム便覧からの引用です。[0回]
http://c2g.ni-3.net/%E6%9C%AC%E6%B2%A2%E3%83%80%E3%83%A0/%E6%9C%AC%E6%B2%A2%E3%83%80%E3%83%A0本沢ダム