滝沢ダムのあと、その直ぐ近くの二瀬ダムには行かずに、
浦山ダムへ直行してみました。
まあ、ここらのダムは過去に行ってますからね。
以前は右岸から行きましたが、今回は左岸から。こんなんあったんか。
ちなみに、今は「水資源機構」です。
前来た時は、それほどダム熱が無かったので軽くブラブラして帰りましたが、
今回はたっぷり見学したろかな、と。
左岸に来たのはもう一つ理由があって
仮面ライダーウィザードやキョウリュウジャー、
トッキュウジャーにも出たとかなんとかの浦山ダム。
ヒーローが天端で戦ってるシーンを引きの画で録っている時があります。
その撮影ポイントにでも行ってみようかなと。
まあ、厳密なアングルは資料有るわけでも無くうろ覚えだったりしますが。
「台風18号による土砂流出のため立入禁止」
いきなりコレか。と思ったのですが、柵開けてあるし、奥から車くるし、で
なんか徒歩なら通っても良い気がしてきたので、行ってみた。
予想を付けた辺りに行ってみたところ。
うーん、確か天端を
斜め上から見ていたような…
と思っていたら
実に怪しげな遊歩道入り口。ははーん、これだな。
遊歩道の資材を見る限り、古くないどころか割りと新しそうなのに
途中で整備やめたのか放棄したのか、といった雰囲気の遊歩道をズンズン上って行くと
むむ!なんかそれっぽいぞ!
とは思ったモノの、うろ覚えというのと、まだまだ先に行けそうなので進むことに。
行けそうっても、こういうレベルですが。
途中、コンクリートの基礎?の様なモノが。
恐らくダム建設中に使ったんだろう。多分。
ここら辺まで来ると、植林したけど世話はせず、
階段の資材を用意したが設置せず、といった案配。
それでも足場に気をつけつつ上って行くと、
これまたコンクリートの基礎に階段と柵を付けたような、
展望台といって良いのか不明の場所に出た。
そもそもうろ覚えなので、このアングルで良いのかはもう分からないが
一段落したので、ここで満足して下山することに。
ちなみに、遊歩道(仮)はまだ山の上に伸びていたが…
というわけで下りてきました。左岸斜め前方より。
この日は下流の駐車場が立入禁止だったので前からは接近出来ないのだ。
天端下のこの意匠が浦山ダムの特徴。
特撮アクションを何度も経験している広い天端。
この上で色んなモンスターが倒されたりしているのだ。ナムー
下流をどーん。さすが日本でトップレベルの高さの重力式コンクリートダム。
見応えあります。
仮面ライダーウィザードでグレムリンが白い服を着た女性を守ったのはこのあたりか?
ちなみに浦山ダムもエレベーターで下に行ける。
地下一階まで直行です。やっぱりちょっと時間かかります。
ここも堤体内に展示室的な空間が。
水圧を見せつける装置?や、ダムの歪みを検出するプラムラインが見れたりします。
資料館は外にあるんですけどね。
ここも階段を登らされる…
滝沢ダムはいかにも「監査廊!」って感じでしたが
浦山ダムは秘密基地のよう。スーパーヒーロータイムのせいだろうか?(違
さっきも書きましたが、この日は下流駐車場に行けないんで
ここから外に出ることは出来ませんでした。
戻ってきました。このダムは下流に町並みが見える。
流石は公共交通機関で余裕で来れるダム。
秩父鉄道浦山口駅から1kmほどだよ!
そうそう、忘れていた。ダム湖・秩父さくら湖。
秩父ダム湖3姉妹の長女(?)
ところで…
天端に数カ所、
こんな感じのオブジェが設置されているんだが、
例えばこの写真のヤツの場合、下の銘板に
「願い事かなえ石鎚
うちでの小槌を手で握り、
お願い事をすると
夢が叶います。」
とある。
1998年に竣工したダムに、何の御利益があるのかは全くの不明だが
小銭がちょっと置いてあったりする。
日本人だなぁ。。
他にも安産祈願や恋愛成就など、御利益系のものが多数ある。
その中において
「宇宙の光
波間に映る満月の光の中に、
二匹の兎が遊び
永遠の愛を
誓い合っています。」
…あ、はい。としか言い様のないものも。
というわけで、しだれ桜で有名らしい秩父から、浦山ダムでした。
ダム諸元
名称:浦山ダム(うらやま)
形式:重力式コンクリート
目的:FNWP
堤高:156m
堤頂長:372m
堤体積:1,750,000m3
総貯水量:58,000,000m3
ダム湖:秩父さくら湖
管理者:水資源機構
完成年:1998年
ダムカード有り
wikipedia ダム便覧 水資源機構[0回]
http://c2g.ni-3.net/%E6%B5%A6%E5%B1%B1%E3%83%80%E3%83%A0/%E6%B5%A6%E5%B1%B1%E3%83%80%E3%83%A0%E3%81%A8%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC浦山ダムと仮面ライダー