春になりまして東京じゃぁ桜もかなり咲き始めた、そんな時期でしたかね。
東京でその程度の桜の開花ですから、山の上じゃ少々厳しいか、
とはいえ、なにげに期待して向かったのは長野県。
気軽に日帰りで行けるのはこのあたりまでですかね。
中央道→長野自動車道からの松本ICで下りて、
あとはR158を進むだけであっさり到着するのが稲核(いねこき)ダムです。
ダム下流をR158が走っているのでこのように正面(正確には背面)から写真を撮れます。
ただ、この橋…というか山の中の道は大体そうですが歩道がありません。
撮影の際には車に注意が必要です。交通量もそれなりにあります。
こんな感じに全体を見られます。
まあ、ダム巡りをしている方なら共感していただけるでしょうけど
手前の橋に行けないものだろうか、と思っちゃいますよね。
この距離で見ても、大分風化してきている気配ではありますが。
ちなみに左岸にバス停があり、ダム天端への道もあったりするあたりが
少し開けているので駐車可能です。
で、天端への道は完全に封じられています。
その脇には、誰が管理してるのか山道ではあるあるの小さなお社。
そしてバス停「稲核ダム」。
でもここ、数件の民家とダム以外、なんも無いんですけど。
この立地で車持ってないとも思えないが……
さて、古い橋に出るために道を戻ること500メートルほどでしょうか。
スノーシェッドの側に脇道発見。あとサル発見。
落石防護網を駆け上がって行くのでした。流石サル。
ここですね。幸い立入禁止の類いは見当たりません。
しっかり轍があるってことは人が来ている証拠。
立入禁止になるまでは進みます。
しかし、こういう資材って使うのかね。ゴミなのかね。
そうこうしているうちに到着!!
うーん、橋の上まで土が草が。
渡ってみました。
親柱も崩壊気味。橋の名の銘板でもあったであろう穴など良い感じです。
橋より手前の手摺りは完全に消滅してます。
そんな橋の上から
どーん!
波動砲どーん!
とかやってたら東京電力の職員さんと思われる方が車でやってきました。
この時
バイク駐車位置(バス停側)との直線距離30メートル。
でも1キロほど歩かなければ辿り着けない。
「ダム好きなのかい?乗せていってあげようか?」
と、言ってください!と念を送ってみたモノの無駄でした。
仕方ないので、というか、当然ですが歩いて帰って~
国道を上流へ。
すぐに管理所に到着しますが、当然は入れず。
道路から堤体を観察。
ドーム型アーチダムの上流に膨らんでいる感じが少し好き。
安曇3ダムの末っ子。稲核ダムでした。
訪問日:2016.04.6
ダム諸元
名称:稲核ダム(いねこき)
形式:アーチ
目的:P
堤高:60.0m
堤頂長:192.8m
堤体積:65,000m3
堤頂標高:-.-m
総貯水量:10,700,000m3
ダム湖:-
管理者:東京電力(株)
完成年:1969年
ダムカード無し
wikipedia ダム便覧
[1回]
http://c2g.ni-3.net/%E7%A8%B2%E6%A0%B8%E3%83%80%E3%83%A0/%E7%A8%B2%E6%A0%B8%E3%83%80%E3%83%A0稲核ダム