函館港から函館山を越え、立待岬へ。
天気が良ければきっと良い眺めだろう!
だがこの曇天&強風。碌でもないぜ!
なぜ急に観光的なことをしているかというと、
ここから青森へLINKを結ぶため。あ、Ingressの話です。
とかやっていたら予定が押し気味。頑張ろう。
五稜郭のそばを流れる亀田川に沿って、
r347を数キロ遡ると到着する。
未舗装の駐車場にバイクを止めて、
緑が気持ちいい公園を進んでいくと……
なにやら建築物が見えてきました。
その建築物こそ、土木遺産・笹流ダムなのです。
日本には6基しかないバットレスダムの一つです。
バットレスダムに来たのは初めて。
その不思議な、ダムっぽく無い存在感に驚きです。
ああ、晴れてたら…
バッドレスダムとは、コンクリートが高価だった時代、
使用量を節約出来るため建設されていた形式。
保守管理に結局金がかかるんだそうですが。
笹流ダムは、日本で最初に造られたバットレスダムです。
もっとも改修で原型とは随分違うそうなのですが。
あの奥の壁の向こうは水なんだなぁ、などと思うと不思議な気分。
古い橋梁にも見えてくる。
天端に登ってきました。こうしてみるとやっぱりダムです。
ダム湖。函館の水道水だ。
実はダム湖百選らしい。プレートは見つけ損なった…左岸の欄干にあるらしい。
さて、天端には先客がいらっしゃいました。
どーん。
どんどんどーん。
団体様でした。
他にもイッパイいたりする。
カラスめっちゃ見てます。
ここには他にも野鳥が沢山飛来するそうですよ。
そんな鳥の中をずんずん進んで右岸へ。
湖岸がなんだか不思議なデザインになっています。
そうそう。洪水吐は写真奥にちらりと見える柵のあたりにあるようです。
少しだけ高くなっているところから俯瞰で(ってほどじゃないが)一枚。
出来ることなら、出来ることなら……
もっと快晴の時に訪れたかった。
次にまた北海道へ来たときは必ず再訪したい笹流ダムでした。
訪問日2015.08.14
ダム諸元
名称:笹流ダム(ささながれ)
形式:バットレス
目的:W
堤高:25m
堤頂長:199m
堤体積:36千m3
総貯水量:606千m3
ダム湖:笹流貯水池
管理者:函館市
完成年:1923年
ダムカード無し
これらの諸元はダム便覧からの引用、もしくはダムカードに記載されているものです。[2回]
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