桐生川ダムからr66を南下し、桐生市中心部に出ます。
そのまま渡良瀬川沿いのR122を遡ると、割りと直ぐに到着するのが高津戸ダムです。
その脇にある、渡良瀬発電事務所。渡良瀬川水系の発電所の総本山…なんだろうか。
ここの玄関入ったところに、この高津戸ダムと上流にある黒坂石ダムのダムカードが置いてあります。
自分のカードで最後だったので、あぶねーあぶねーと思いながら玄関を出ると
ダム好き家族が入って行くではありませんか。在庫がちゃんとあったことを祈る。
この日は平日…といってもお盆。
各ダムで多くのダム家族に遭遇しました。
渡良瀬川水系発電所達之図。これから見ていくダムです。
左岸丈夫から望む高津戸ダム。
この一帯は高津戸峡という渓谷で観光客もちょいちょい来るらしい。
奥に見える三角のヤツは「鱍瀧(はねたき)橋」という歩行者専用の橋。
ダム湖から見た高津戸ダムのゲート達。
堤高はあまり無いものの、その堤高目一杯あるんじゃないかという大きなラジアルゲートが存在感抜群なダムだ。
ゲートの上から見る高津戸峡。
減勢工があまり見受けられないが、渓谷部分の前のコンクリートが微妙に跳ね上げる形になっている。
右岸側は発電所。
堤体上を発電所に降りる、なんと言うんだろう、エレベーター?ゴンドラ…?
その先は、銅像が建っていたりして、展望台のようになっている。
奥には慰霊碑もあった。
しかし、意外にも見晴らしは悪い。樹木に邪魔されまくり。
いやまあ、夏にダムを見る時のあるあるではあるのですが…
はねたき橋まで来ました。川が曲がっていて堤体はよく見えません。
写真下の部分は発電所からの放流口。
さらに下流を望む。高津戸峡の流れ。本当に晴れて良かった。
…で、後で知ったこととしては、このはねたき橋。心霊スポットとかなんとか…
この辺りの地名は「大間々(おおまま)」というらしい。
橋を渡ると大間々頭首工がある。
はねたき橋直下から分水しているとな。
で、近くには
わたらせ渓谷鉄道が通っている。
歩道橋を渡っていたら、ちょうど大間々駅へ向かっている列車がやってきたので
ついつい撮り鉄のようにカメラを向けてしまった。
真っ正面から撮れそうな方へ移動してみたものの植物が邪魔。
もっと近づきたいのですが、その前にはわたらせ渓谷鉄道の線路が有り、
まあ…ささっと渡れなくもないのだが…
踏切でもない場所で線路の敷地内に侵入し横切って行くのは
大の大人がやることでは無いのでやめときました。
歩いて、バイクを駐めている渡良瀬発電事務所に戻る途中
ふとガードレールを見ると…
大間々町特製?反射シール。
このデザイン! グッとくる!?
白地に赤のバージョンもあるよ!
訪問日:2014.08.15
ダム諸元
名称:高津戸ダム(たかつど)
形式:重力式コンクリート
目的:P
堤高:29.0m
堤頂長:92.0m
堤体積:28,400m3
堤頂標高:EL176.0m
サーチャージ水位:EL173.0m
常時満水位:EL170.5m
総貯水量:808,000m3
ダム湖:-
管理者:群馬県企業局
完成年:1973年
ダムカード有り
群馬県 ダム便覧[2回]
http://c2g.ni-3.net/%E9%AB%98%E6%B4%A5%E6%88%B8%E3%83%80%E3%83%A0/%E9%AB%98%E6%B4%A5%E6%88%B8%E3%83%80%E3%83%A0高津戸ダム