島ノ瀬ダムを出て、さらに国道424号を山の中の方へ進んでいくと
っと、またしても何やらナビと道の形状が違う。
ホントこういうことが多すぎるとナビの買い換えを…
うへぇぇ!
土砂崩れで完全に道が消滅している!
Googleマップで見ると、航空写真では道があるのに
地図は川を渡る迂回路になってた。うーん、これだけ崩れると、どう復旧するんだろ。
更にどんどん424号を走っていると、コンビニっぽい商店を発見。
そこで、ちょいと飲み物を自販機で調達する。
ふと見ると、道に沿って走っていた川に
何やらハイダムには分類されないローダム、堰がある。
これまた随分と高さの無いローラーゲートが2門。脇にちょいとゲートもあるような?
奥には魚道が見える。
航空写真を見る限り、別の支流に分水して洪水防止ってところだろうか。
この川にはいくつか、そういう堰があるようだから、昔から水害が多いんじゃないだろうか。
※調べた結果、鍋坂ダムという関西電力の甲斐川発電所の取水用ダムのようだ。
※もちろん、堤高不足でダムといってもローダム、堰と分類される。
※日高川が水害が多かったのは間違いなさそうです。
ちなみにこの川は日高川。日本一長い二流河川で
和歌山県内をうねるように走っている。
龍神りゅうりゅう音頭でも謳われている川だ。
これから行く椿山ダムも日高川にあるので、このまま川沿いを下って行く、と
椿山ダムの背中(正面)が見えてきました。
赤いラジアルゲートが6門。結構な水位に見える。
天端は車両通行可。管理所は左岸にあるので、渡っていくと、駐車場の案内がある。
到着-。下に関西電力美山発電所が見える。
左岸に、ちょっとした休憩スペースが整備されている。
発電所の側にあるが、エコなのか太陽電池式時計、が8時で止まっている。
奥に見切れている建物が管理所。
ここでダムカードを貰って見物開始。
それにしても再びドンドン曇ってきている。うむぅ。
天端の様子。
奥の山の上に何か建物があるが、あそこには行けたのだろうか。
ダムを眺めるのには実に良いポジションな気がする。
…ま、今気付いたんですがね。
出た!ダム湖百選。これもそのうちコンプ出来るのかな。
椿山ダム湖。和歌山県は、アレかね。ダム湖に名前付けない方針でもあるのかな。
しかし、この日は水も濁っていて、そんなに魅力的な湖には…
でもまあ和歌山県では最大のダム湖らしいですよ。
湖の上では職員さんが流木等の回収作業をしていた。
ご苦労様です。
天端上から下流を望む。
ここからではよく分からないが放流している様子。
発電所の手前までは行けそうなので、下流に移動。
真っ正面から頂きます。
コンジットの高圧ラジアルゲート2門から放流しているようですが
まあ、ゲートが見えるわけでも無いし、暗いしで、いまいち分かりませんな。
ちょっぴり桜もある椿山ダムでした。
しかし、ダム見学は晴天がいいなぁ。
訪問日:2014.03.29
ダム諸元
名称:椿山ダム(つばやま)
形式:重力式コンクリート
目的:FNP
堤高:56.5m
堤頂長:236.0m
堤体積:265,000m3
堤頂標高:EL210.5m
サーチャージ水位:EL209.1m
常時満水位:EL206.5m
総貯水量:49,000,000m3
ダム湖:-
管理者:和歌山県
完成年:1987年
ダムカード有り
和歌山県 wikipedia ダム便覧[0回]
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