利根川最上流のダム群に来た理由。
それは言わずもがな、去年中止になって見られなかった
矢木沢ダムの試験放流を見るため。
ってなわけで、予定時間より1時間以上前に到着。
見ての通り天候は回復気味。ありがたい!
しかし既に、矢木沢ダム管理道路兼臨時駐車場?には大量の車が。
バイクだからとめる場所には困らないだろう、と思っていたらとんでもない。
すでに三脚による場所取りなど大量に。
1時間15分前ですが皆さん臨戦態勢?
あそこが今日のイベント会場。
矢木沢ダムの放流口。スキージャンプ式ってやつです。
理屈としては、水の勢いを弱めるために、空中にぶん投げる…訳だが…
ちなみに、ダム堤体自体は遠くに見えるアレ。
この後、あそこまで歩いて行くわけです。…結構あるな。
近づいてみるとそこそこ大きい。
もうすぐここから……くくく。
時間があるので歩いてダムまで行きました。
歩くこと20分程度かな? 場所によってはまだ雪の残るダムサイトに到着。
ダム湖・奥利根湖は壮観…だと思うのだけれど、こちらは雲がまだまだ厚く…
これから放流するゲート。漂流物が一杯になってて、見た目綺麗とは言いがたいw
ゲートを通過した湖水はこの導水路を流れ落ち
バンクのついたカーブを曲がって空中へ。
アーチ部分の天端。
雲め…
天端の反対側まで歩いてきたころに、ようやく青空の割合が増えて参りました。
左岸側からの矢木沢ダムのアーチ部の堤体!
うーん、相変わらず格好いいダムだ!
堤高131mもある立派なアーチダム。
下流の眺め。まだまだ雲が多いが贅沢は言えない。
見学者もどんどん増えております。
ここでも発見。
セキレイ~PureEngagement~。
リーズ構成・脚本吉岡たかを先生。
成瀬葉さんのコメントで完璧に覚えましたw
放流まであと僅か、なゲート上!見物人が多くなって参りました!
そして例の空襲警報ばりのサイレンが鳴り響き、といっても
放流口のあたりで鳴らしてると思うのでここからはちょっとしか聞こえないが…
ゲートを巻き上げるモーターの音が!
どざぁぁぁぁ!!!
放流が始まりました。
導水路のゴミなどを巻き込んで湖水が流れていく。
これから徐々に水量を多くしていき10時40分ごろにMAXになるという。
今から歩いていけばちょうど良いかな。
と、ここで天端にまさかの来訪者。
群馬県のマスコットキャラクター
ぐんまちゃん!
2年連続ゆるきゃらグランプリ
第3位!
今年は1位を狙い群馬最深部のダムで広報活動!
いいのかそれで!グランプリの
さのまるに勝てるのか!
でもまあ記念撮影w うむ、覚えていたら投票してあげよう。
さあ、水と共に山を下るよぅ。
でまあ下ってくると、この人だかり!!
屋台があっても驚かないレベルのお祭り騒ぎ。
おお、出てる出てる!
まさに人工の滝!壮観壮観。
しかし、これで喜んでいた自分がおろかだった。
ついに本気になる矢木沢ダム!
とか言ってる場合じゃ無い!
急に見学人にスコールが襲いかかる!
みんな雨合羽とか傘とか準備がいい!
写真じゃ分かりにくいと思いますが、夕立ばりに水が降り注いでくる!
まさにびしょ濡れ!カメラを守るので精一杯!
スタート地点に戻ってきました。もうもうと水煙が上がって放流口が見えない。
どれくらい濡れるかというと
この写真なら分かって貰えるんじゃないだろうか。
そんな、びしょ濡れアトラクション・矢木沢から私、西垣がお届けしました。
ダム諸元
名称:矢木沢ダム(やぎさわ)
形式:重力式コンクリート
目的:FNAWP
堤高:131,0m
堤頂長:352,0m
堤体積:571,000m3
総貯水量:204,300,000m3
ダム湖:奥利根湖
管理者:水資源機構
完成年:1967年
ダムカード有り
wikipedia ダム便覧 水資源機構[0回]
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