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ダムとバイクと、ときどき役者。
主な成分はそんなところです。
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GWってことで……

って訳ではないのですけどね。
結果的にこの大型連休の最中にダム巡りに出発です。

今回は毎年この頃に行われている(らしい)徳山ダムの放流を見に行くのを
メインディッシュにしつつ周辺を回ります。

いつも通り、深夜料金ヤッホーな時間に高速に飛び乗り
新東名高速を一路西進。
今回はNAVITIMEの実戦投入でもありますが早速
浜松いさな以西の新東名もバッチリ。
名古屋周辺の初心者殺しな高速を無事抜け岐阜羽島ICで下りる。
あとは揖斐川沿いを徳山ダム方面へ。


景色が徐々に山の中といった案配に変わった頃現れるのが西平ダム。


いかにも、な発電用ダムだ。


ズームしてみた。ゲートは6門。
左側に見える建屋は西平発電所。


ダムの近くまで来てみました。
まあ当然入れないのでこれ以上がんばれません。


九十九折りの魚道。
泳ぐのやめるととたんに振り出しに戻ってしまいそう。
魚さんも大変である。


手前側が発電所への取水口だろう。

ってなわけで、今回の旅行の一基目は
中部電力の西平ダムでした。

訪問日:2016.05.01

ダム諸元
名称:西平ダム(にしだいら)
形式:重力式コンクリート
目的:P
堤高:31.5m
堤頂長:144.4m
堤体積:71.000m3
堤頂標高:-.-m
総貯水量:4,490,000m3

ダム湖:-
管理者:中部電力(株)
完成年:1939年

ダムカード無し
中部電力水力発電所一覧 ダム便覧

拍手[3回]

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4月6日。
安曇3ダムからの帰り道。

松本ICに向かう途中にあるのが安養寺。
というか、往き道に気になっていたので寄ってみた。


駐車場には引っ切りなしに車が出入り。
結構な有名地なのかもしれない。
その端っこの桜の側に駐車してお参り(お寺だしね)












…んむ? 妙な電車が……


なぎさTRAIN…?
慌てて撮ったのでピントあってませんが。

渕東なぎさ(cv:新田恵海)だそうです。

拍手[4回]

安曇3ダムのラストを飾るのは奈川渡ダム。



水殿ダムから何も考えずに上流に進むとすぐに見えてきます。


なんか曇って来ちゃったけどまあこの日の前後雨予報だし
バイクとしては降らないだけ良しってことで。

手前が水殿ダムのダム湖で、遠くに見えるのが奈川渡ダムの堤体。
アーチダムが3つも並んでるところなんて日本には他に無いのでは。


というわけで到着。両岸に駐車スペースがあるので見学しやすい。


ダム湖「梓湖」。3ダムでダム湖名が付いてるのはここだけ。
網場の浮きって、一種類しかないのんか?ってくらい
どこも同じオレンジ色のやつってイメージだったけど、
ここのは白くて何だか妙にデカい。


堤体上を国道158号が通っていて、それでいて結構交通量があるため
上流側から下流側に行くために堤体をくりぬく形で地下道(?)がある。


中にはなんかよくわからんメッセージが。
(たぶん)なんか主張しております。


で、抜けるとそこには梓川テプコ館。
しかし、ここのテプコ館もご多分にもれず閉館中。
wikipediaによれば、かつては無料でダム直下に行けたっぽいのに残念である。
福島以降のダムファンにとっては悲しい事実だ。


振り向けば堤体。直下に発電所があるスタイルなので
堤体に洪水吐の無い、非越流型のアーチダムだ。
あの発電所(からダム)を見学出来のか。。

ちなみに堤高は155mと日本有数の巨大ダムだったりする。


発電所・その2。3~6号機だそうな。


そのまま歩いて堤体を歩いて行く。
構造は水殿ダムに似て、取水口用の扉(?)と道路脇を走るレールがある。
ここには更に、掲揚台が。これは初めて見たかも。


下流を見ると、ちょっと怪しげな場所が見える。
なんでも、ダム建設前の国道のトンネルとかなんとか。


バス停もあった。PR施設が閉じてしまった現在では下りる人は少なそうだ。
バスの本数も大分ワイルド。


左岸から堤体をば。
右岸下流をガッチガチに固めている法面が何だかとっても魅力的。


こんなの見たこと無い。
得も言われぬ格好良さ。共感されなくもていいw


ちなみに水殿ダム同様、クレーンがいらっしゃるが、
こちらは60TON!


クレーンの横に案内板。おおう……なにか都合悪いことでも……


奈川渡ダムの案内板は消されてなかった。
消されているのは梓川テプコ館のみ。悲しいぜ。


左岸は、上流側に渡るのにトンネルの上にある歩道橋?を使う。
ここも中々眺めが良い。


こっちに洪水吐ゲート。ここはトンネル式で地中を通して下流に流すようだ。
手前にゲートがあって奥に進むことは出来ないが
かつてはもっと奥まで入れたようで、その形跡が看板達に見て取れる。
奥の方にはトイレもある(あった?)ようだ。


かつて広く開放されていたダムなだけに、なんかこう…
もの悲しい感じになってしまっている。


堤体上から非常用洪水吐ゲート。
「余水吐です」って突っ込みは受け付けないスタンス。


戻ってきました。
こっちに3~6号機の取水口があるのだが…


展望台は生きているようなので登ってみることに。
テプコ館は相変わらずテープで塞がれている。
かつては、ダム正面から望むための展望台もあったようだが
そちらはかなり昔に廃止されてしまったようだ。
落石などで遊歩道の安全が確保できなくなったのだろう。


売店。というか売店跡。ホロの素材は新しく見えるが店名は消えている。


堤体や取水口の整備口?予備ゲート?とクレーンセット。
階段の下でダム方向へ行く道が閉ざされているが
恐らく旧遊歩道への入り口。


登り切るとそこには慰霊碑が。
(やはりwikipediaによると)3ダム建設で99名が死傷し、
そのうち75名が、一番大きいこの奈川渡ダム(及び発電所)の現場でだったようだ。
「死傷」なので命を落とした人数ではないが、それでも多くの方が亡くなったよう。
謹んでご冥福をお祈りします。


その広場にはふきのとうが生え放題だった。春の訪れを感じます、が……


桜はご覧の様子。つぼみが赤くなってもいない。
長野の山に桜前線はいつ訪れるのか。


あらかた見学も終わって帰ろうかとしたとき、
再び太陽が顔をだし、堤体がまた一段と輝いて見えました。

訪問日:2016.04.6

ダム諸元
名称:奈川渡ダム(ながわど)
形式:アーチ
目的:P
堤高:155m
堤頂長:355.5m
堤体積:660.000m3
堤頂標高:985.0m
総貯水量:123,000,000m3

ダム湖:梓湖
管理者:東京電力(株)
完成年:1969年

ダムカード無し→ダムカード有り
wikipedia ダム便覧

拍手[2回]

稲核ダムから上流に2キロほど。
道の駅・風穴の里からすぐに見えるのが水殿(みどの)ダム。



ここが風穴の里。稲核ダムはトイレとか施設がないので助かる。

国道を横断してダムへ向かう。交通量がそれなりなので横断には注意されたし。


まず慰霊碑が見えてくる。
ダム見学させていただきます。


慰霊碑の脇から見える水殿ダム。


アングルが斜めですが、洪水吐はスキージャンプ式。
ダム便覧には、越流型のラジアルゲートか?と書かれている。
確かにゲートの上が他と違うような…


管理所。その向かいに広場があり、そちらにもトイレあり。


下流を見る。ダム直下なのに川幅が…というか、稲核ダム湖です。
いつものように下流からのビューポイントを探してみる。
なんか、河原(湖岸?)に下りられそうになっている気配がある。
また遠くに赤い吊り橋が見える。行けるのかな?


堤体直下に発電所。
それにスキージャンプの洪水吐。なんとなく矢木沢を思い出した。


堤体中程まで歩いて来ました。
上流側に少し広いスペースがあり、天端上にはレールが敷かれている。


取水口へアクセスするであろう蓋。整備などで使用するのだろう。


レールを辿っていくと、工業用レイバーのような巨大クレーンがズーン。
川崎重工製。29TON昭和44年7月。とか書いてある。
そうそう使うモノではないと思うのだが結構キレイ。


そしてダム湖の感じ。


左岸から見た水殿ダム。
アーチダムにスキージャンプ式の洪水吐って珍しいような?
っていうかアーチ自体がレアな部類だしなぁ。。


左岸にトンネル。ダム湖側に見える吊り橋へ向かっていると思われるが
関係者以外立入禁止
他の方のブログを見ると、どうも昔は立ち入れたっぽいのだが…残念。


そのまま左岸を下流に下っていきます。
落石しまくってます。


簡単なひさしの下に謎のオブジェ。
なんか書いてあるなぁ、と思ったけど

 水殿発電所 水殿ダム
     MK-3
  平成25年2月設置
  東京電力株式会社

って書いてあるだけ。はて?

よく分からないので、そのまま道を進んでいくと…


見ての通り立入禁止。
東京電力の流木・チップ保管管理場だそうな。

しかし、林道?が左側に続いているのでドンドン歩いて行く。

しばらくすると川側に向かう曲がり角があり、
そこを下って行くと、狙い通り岸に出ることが出来ました。


ばーん!歩いた甲斐があったぜ……なのだが、
堤体が半分見えねぇ。

中州っぽいところまでは浅そうなので、行ったろうか!?と一瞬思ったものの
川だけど石が丸くないし、無理はしないことに。


ほら。もう少しジャブジャブ歩いて行ったら良さそうなアングルになりそうでしょう?

さて、折り返して元の道へ。さらに下流に進めば
例の赤い吊り橋に出るだろうということで。


どんどん怪しい道になってきますが、通じてるハズと信じて。

これでもGoogleマップでは道として表示されるし
最初はココを案内されましたけどね!

まあ、道は荒れ放題でしたけど、ようやく赤い橋が見えてきたところで


エー(´・д・)

恐らく反対から来た人に向けての看板が。
どうりで荒れ放題だと思った……
しかしまあ逆から来てしまったので、そのまま橋を渡らせて帰らせて頂きます。


いざ、橋に到着。

O…Oh……

中々試されてる感じの状態……


木部分はあんまり当てにならないので鉄骨部分を歩きつつ


橋の上からダム全景。うむ、随分歩いたなぁ。


渡りきったところ。
通行止じゃーん!!

そりゃそうだよなぁ。。
なんかすんません。

とにかく、ここまで来てしまったので
あとはR158を道の駅まで歩いて帰るのみです。
(ちなみに1キロ弱)


道中、なかなか良い角度で見られるポイントがあった。

道の駅へ帰る頃には結構疲れました。
稲核・水殿とちょっと歩きすぎだったかなぁ。


そういや、道の駅のゴミ箱の上には可愛らしいオブジェがならんでいた。


訪問日:2016.04.6

ダム諸元
名称:水殿ダム(みどの)
形式:アーチ
目的:P
堤高:95.5m
堤頂長:343.3m
堤体積:304,000m3
堤頂標高:-.-m
総貯水量:15,100,000m3

ダム湖:-
管理者:東京電力(株)
完成年:1969年

ダムカード無し→ダムカード有り
wikipedia ダム便覧 長野県公式観光ウェブサイト

拍手[1回]

春になりまして東京じゃぁ桜もかなり咲き始めた、そんな時期でしたかね。
東京でその程度の桜の開花ですから、山の上じゃ少々厳しいか、
とはいえ、なにげに期待して向かったのは長野県。
気軽に日帰りで行けるのはこのあたりまでですかね。


中央道→長野自動車道からの松本ICで下りて、
あとはR158を進むだけであっさり到着するのが稲核(いねこき)ダムです。


ダム下流をR158が走っているのでこのように正面(正確には背面)から写真を撮れます。
ただ、この橋…というか山の中の道は大体そうですが歩道がありません。
撮影の際には車に注意が必要です。交通量もそれなりにあります。


こんな感じに全体を見られます。
まあ、ダム巡りをしている方なら共感していただけるでしょうけど
手前の橋に行けないものだろうか、と思っちゃいますよね。
この距離で見ても、大分風化してきている気配ではありますが。

ちなみに左岸にバス停があり、ダム天端への道もあったりするあたりが
少し開けているので駐車可能です。


で、天端への道は完全に封じられています。


その脇には、誰が管理してるのか山道ではあるあるの小さなお社。


そしてバス停「稲核ダム」。

でもここ、数件の民家とダム以外、なんも無いんですけど。
この立地で車持ってないとも思えないが……

さて、古い橋に出るために道を戻ること500メートルほどでしょうか。


スノーシェッドの側に脇道発見。あとサル発見。


落石防護網を駆け上がって行くのでした。流石サル。


ここですね。幸い立入禁止の類いは見当たりません。


しっかり轍があるってことは人が来ている証拠。
立入禁止になるまでは進みます。
しかし、こういう資材って使うのかね。ゴミなのかね。


そうこうしているうちに到着!!
うーん、橋の上まで土が草が。


渡ってみました。
親柱も崩壊気味。橋の名の銘板でもあったであろう穴など良い感じです。
橋より手前の手摺りは完全に消滅してます。

そんな橋の上から

どーん!


波動砲どーん!

とかやってたら東京電力の職員さんと思われる方が車でやってきました。

この時
バイク駐車位置(バス停側)との直線距離30メートル。
でも1キロほど歩かなければ辿り着けない。

「ダム好きなのかい?乗せていってあげようか?」


と、言ってください!と念を送ってみたモノの無駄でした。

仕方ないので、というか、当然ですが歩いて帰って~
国道を上流へ。


すぐに管理所に到着しますが、当然は入れず。
道路から堤体を観察。


ドーム型アーチダムの上流に膨らんでいる感じが少し好き。


安曇3ダムの末っ子。稲核ダムでした。

訪問日:2016.04.6

ダム諸元
名称:稲核ダム(いねこき)
形式:アーチ
目的:P
堤高:60.0m
堤頂長:192.8m
堤体積:65,000m3
堤頂標高:-.-m
総貯水量:10,700,000m3

ダム湖:-
管理者:東京電力(株)
完成年:1969年

ダムカード無し
wikipedia ダム便覧

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