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ダムとバイクと、ときどき役者。
主な成分はそんなところです。
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金山ダムから、ダム湖の方向にr465を進むと
南富良野町でR36にぶつかります。
それを右折して、帯広へ向かう、感じ。

だんだん道が直線がちになってきます。数キロは直線です。
やっと、ほんのり曲がったぜ!と思ったあたり(新得町の手前)でr75を左折。
また直線かーい!な道を進み、屈足町でr718へ。
またまた直線かーい!なのを進んで行くと到着するのが十勝ダム。
金山ダムからは4,50kmはあるかと思います。


もう完全に曇天です。
随分立派な石碑。
右岸にバイクを止めて左岸の管理所まで行きましたが、
まあ、それなりに距離はあります。


その横に建設記念碑。
ダムカード裏に書いてあるランダム情報
「十勝ダム右岸にある建設記念公園の記念碑は18tの
 十勝石(黒曜石)で出来ている。」

どっちかというと「十勝ダム」って彫ってあるやつのこと…だよなぁ?


その側に、ブロックで描かれたヘリポート。


そこから見る堤体。管理所はあそこ。


ゲートも右岸にある。ラジアルゲートが2門。
水面が届く気配は無い。


天端はr718。歩道は片側にしかない。


ゲート上から見たダム湖・東大雪湖。左に見えているのが取水塔。
パンフレットによると「取水工」。発電のための取水塔と思われ。


下流の様子。右端にちらりと見えてるのが十勝発電所。


下流には公園がある。キャンプしている人もいた。
堤体に生えてる花は北海道だしラベンダーだろうか?(てきとう)


取水塔。と思っていたこの構造物はパンフレットによると「放流塔」。
コンジットゲートに流すための取水塔と思われる。


……このボート乗るまでが怖すぎるんですが。


ようやく管理所に到着。ここでダムカードを貰います。


そしてこれが十勝ダム専属のキャラクタ、「セセラちゃん」と「ためとくん」。
しかしその姿は、公式HPでもパンフレットでも見ることは出来ない。

ちなみに、ことしは十勝ダム30周年だそうで


ダムカードに30周年シール(金色)がついている。


左岸からの景色。
さて、戻って下流に参りましょう。


晴れてたら結構心地よさそうな公園だ。


放流塔から取水された水は、管理所の地下あたりを通ってここに出てくる。


堤体にはかなり近づくことが出来る。
リップラップは茶色系だ。


非常用洪水吐の導流部上に橋があって見上げることが出来るのは素敵。
この左側に発電所からの水路があるはずなのだが、すっかり見落としていた。

まあ何はともあれ30周年おめでとう!

訪問日2015.08.15

ダム諸元
名称:十勝ダム(とかち)
形式:ロックフィル
目的:FP
堤高:84.3m
堤頂長:443m
堤体積:3,715,000m3
堤頂標高:EL343.0m
サーチャージ水位:EL340.0m
常時満水位:EL337.0m
総貯水量:112,000,000m3

ダム湖:東大雪湖
管理者:国土交通省北海道開発局
完成年:1984年

ダムカード有り

国土交通省北海道開発局 wikipedia ダム便覧

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生意気にも忙しいもので、
ダム記事が堤体…いや、停滞気味です。

ですので、ヒロ様でお茶を濁してみます。


除湿器の水音が気になるご様子。

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夕張シューパロダムの下流7kmほどにあるのが清水沢ダム。
北海道炭礦汽船(北炭)の清水沢炭鉱で利用する電力を得る為に建設された。

ちょいと調べると興味が湧いてくるもので……
まず1926年にダム下流(当時は存在しないが)に清水沢火力発電所が建設される。
その後発電設備を徐々に増強していく過程で、
1940年、火力発電所の冷却水取得の為に、そして自家用水力発電所の為に清水沢ダムが建設されたらしい。
1980年に清水沢炭鉱は閉山。北炭自体も1995年に会社更生法の手続きに入るが、
その前年の、1994年北海道企業局に譲渡された。

清水沢ダム(北海道)
まあ、そんな歴史あるダムですので……
だいぶ老朽化が進んでおりまして、絶賛改修中。
もっと歴史あるダムは多くありますが、改修くらいはしてます。
ここは今までやったことなかったのかしらん?

Google先生に尋ねると
平成27年度北海道企業局工事等発注予定情報PDF
なんてもんが出てきて、約3億円で改修するようですね。

清水沢ダム(北海道)
5番ゲートから放流中。ゲートピアのコンクリートもボロボロ。

清水沢ダム(北海道)
下流の景色。工事用足場で堤体は見ることは出来なかった。
すぐそこに中州?があったりと、なかなか特徴的だ。

清水沢ダム(北海道)
で、その奥に見えてるこの廃墟が、清水沢火力発電所。
用地を取得した東亜建材工業(株)が解体しながら(土地を)使っていたらしいが
炭鉱の記憶を残すためNPO炭鉱の記憶推進事業団が
夕張清水沢アートプロジェクトていうのをしているらしく、現在は解体を停止しているそうだ。

あの屋上から見るとダム的には良さそうだが…ま、解体中の廃墟じゃねぇ~

清水沢ダム(北海道)
ふーむ。

清水沢ダム(北海道)
ふむ。

清水沢ダム(北海道)
左岸から。手前のところだけ塗装が新しい。

清水沢ダム(北海道)
改修を経て、どんな姿になるのか楽しみ。
シューパロに再訪する機会があれば立ち寄ってみようと思う。

訪問日2015.08.15


ダム諸元
名称:清水沢ダム(しみずさわ)
形式:重力式コンクリート
目的:AP
堤高:25.4m
堤頂長:91.8m
堤体積:16千m3
総貯水量:5576千m3
ダム湖:-
管理者:北海道企業局
完成年:1940年

ダムカード無し

これらの諸元はダム便覧からの引用、もしくはダムカードに記載されているものです。

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夕張シューパロダムから再び東進。
道東自動車道を占冠ICまで戻り、そこからR237を北へ。
20kmほど走るとJR根室本線・金山駅のあたりに出るのでそこで右折。
そのままr465を数km走ると看板が出てくるのでそちらへ。

金山ダム(北海道)
金山ダム到着。
北海道唯一の中空重力式コンクリートダムだ。

金山ダム(北海道)
右岸にひっそり慰霊碑。

金山ダム(北海道)
天端にくると、ドーンと取水塔が主張してくる。

金山ダム(北海道)
手描きかな?と思えてくる塗りむらがある取水塔の説明看板。
金山ダム取水塔管理協議会……って制作委員会方式みたいなもの?
「取水口はこれら3事業の共同設備であります」と、ちょっとケロロ風(?)

金山ダム(北海道)
取水塔に立ち入れるダムなんか見たことないので、立入禁止なのはいいとして
水が吹き出すことがあるんですねぇ。このことが気になった。

それと-、このヒーロー風のキャラクタですが
北海道電力の昔のマスコット「ワットくん」と言うそうです。


ぼくらのワットくん
作詞:伊藤アキラ 作曲:三沢郷 唄:大杉久美子&ザ・シャデラックス

何故か今年アップされた音源でした。

金山ダム(北海道)
ゲートピア。
しっかし、シューパロから山挟んだだけあって青空が見えております。

金山ダム(北海道)
それと真っ白なローラーゲート。

金山ダム(北海道)
下流をみると放流設備。これは河川維持放流。

金山ダム(北海道)
ゲート上から減勢工など。
右上に見える道にはどうやら行けたようだ。(行ってない)

金山ダム(北海道)
下流の様子。発電所が見える。

金山ダム(北海道)
ダム湖・かなやま湖。及びインクライン。
かなやま湖は細長い湖なので、その大きさは体感しにくいが
北海道有数の人造湖だ。
プレートは見つけられなかったがダム湖百選らしい。

金山ダム(北海道)
渡ってきました。天端の様子。
天端奥、山の上に展望台が見える。

金山ダム(北海道)
左岸から下流側を。

金山ダム(北海道)
上流側。
中空重力式コンクリートダムの特徴であるダイヤモンドヘッドが
僅かに水面から顔を出している。

金山ダム(北海道)
左岸にある管理所及び展示館。
ダムカードはここでもらう。

金山ダム(北海道)
なかなか綺麗な立派な施設。
ダム本体の古さとは対照的だ。

金山ダム(北海道)
屋上に出ることも出来る。出来るが、あんまり見えない。
ここはやはり右岸展望台へ行かねば。

金山ダム(北海道)
一度r465に戻って回り込むことになる展望台。
結構上の方まで乗り物で来ることが出来るので楽ちん。
あとは、展望台から「ちゃんと」見えるかどうかですが~

金山ダム(北海道)
おおっ見えた見えた。こんだけ見えれば良い方でしょう。

金山ダム(北海道)
観光客も多く訪れるという(実際、何人も居ました)金山ダム。
それほど大きくはないけれど北海道の重鎮だ。



訪問日2015.08.15

ダム諸元
名称:金山ダム(かなやま)
形式:中空重力式コンクリート
目的:FAWP
堤高:57.3m
堤頂長:288.5m
堤体積:220,000m3
堤頂標高:EL346.50m
常時満水位:EL345.00m
総貯水量:150,450,000m3

ダム湖:かなやま湖
管理者:北海道開発局
完成年:1967年

ダムカード有り

国土交通省 ダム便覧 wikipedia

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次に目指すは、
二年前来た時は建設中だった夕張シューパロダム。
夕張シューパロダムによって沈む大夕張ダムのダムカードを得る為に
かなり無茶した日帰り旅行で訪れた地だ。
その後ダムは完成し試験湛水が始まり、サーチャージ水位になるのはいつやら、
必ずその時訪れよう、と思っていたら去年の11月13日に満水になったと報が。
いざそうなったらそうそう動けませんって。
早割じゃない飛行機に飛び乗るほどマネーもございませんし。
ああ、もちろん雪降ってるんでバイクは論外でございます。

ってなこともあった夕張シューパロダム再訪です。

ここまで沙流川沿いに北上してきましたが、少し西に戻ります。
経路的にあまり効率的ではないのですが、プランを色々考えて
トータルで都合良さそうだったのが、ここでのシューパロだったのです。

この日もご多分に漏れずタイトなスケジュールなので、
道東自動車道占冠ICまで真っ直ぐ北上、夕張ICで下ります。
R452を北へ北へJR清水沢駅付近で曲がりますが、R452を……って行ってるとつきます。

夕張シューパロダム(北海道)
白すぎる、白すぎるぜべいべー!
湯西川ダムもそうですが、新しいダムは白いのです。コンクリートなのに。
辛うじて堤体がそれなりの光度で撮れてますが、奥の空を見て頂けると…

夕張シューパロダム(北海道)
着いた!
まだ午前中。二風谷ダムで晴れていたのが嘘のよう。
ちなみに二風谷ダムから北に50kmほどです。

夕張シューパロダム(北海道)
日差しだ!それ!って慌てて撮ると、写真がだいたい傾いてる。
まあそうでなくても傾くんですけどね…水平ワカリマセーン

夕張シューパロダム(北海道)
慰霊碑。
といっても、夕張シューパロダムによって沈んだ大夕張ダム(の殉職者)の慰霊碑のようだ。

夕張シューパロダム(北海道)
そして立派な管理所。一階は資料館のようになっている。
ここでダムカードを貰う。

夕張シューパロダム(北海道)
中に入ると大きな周辺の模型がお出迎え。
ペンケモユーパロ川とパンケモユーパロ川が注ぎ込んでるようだ。
ちなみに「ユーパロ=夕張」らしいです。便覧に書いてあった。
「シューパロ=真・夕張」的なことらしい(と理解した)。

夕張シューパロダム(北海道)
奥に定礎が鎮座している。
定礎ってもっとこう、固定されてたりっていうか外にあるってイメージなんだけど…

夕張シューパロダム(北海道)
満水時のパネルが。これを見たかったんだよう、これをさぁ。
通常営業でこれを見られることはおそらく無いだろう。

下に、連続サイフォン式取水設備の説明が見切れている。
湯西川ダムで初めて見た方式だ。
新規のダムは皆この方式なんだろうか。

夕張シューパロダム(北海道)
そんな夕張シューパロダムの設備説明などなど。
他にも星空のしたの写真とか綺麗なパネルが沢山飾られている。

夕張シューパロダム(北海道)
片隅にこんなモノも。八田部長じゃないっすか!
っていうか、北海道来てからダムマンガのキャラクタを使ったダムカード推しが強いのだけれども全国的にこうなのかな?
この旅行以降まだどこにも行ってないので……

夕張シューパロダム(北海道)
自分の記憶の中では、それはそれは綺麗だったシューパロ湖。
みんな天気が悪いんや!!
それとダム湖が出来てまだそれほど経ってないので、湖岸に枯れてる木々が。
ちなみに、三弦橋が沈んでるのはこのあたりかなぁ?というアングル、のつもり。

堤体に戻ります。

夕張シューパロダム(北海道)
減勢工を望む。
何もなく真っ平らな白い壁が美しい。

夕張シューパロダム(北海道)
下流の景色。まだ整備中かな?
あそこの橋にはまだ行けないのだよ。行けないのだよ!

夕張シューパロダム(北海道)
天端から管理所方向を望む。ボートまで階段で下りるようだが、
今後係船庫やインクラインが作られそうな気配がしないではない。

夕張シューパロダム(北海道)
右岸から堤体。
照明さん(太陽)がいまいちな仕事しかしない。
向こうは晴れ間も見えるのが尚悲しい。

夕張シューパロダム(北海道)
発電所。

夕張シューパロダム(北海道)
取水設備関連だと思うがちょっとよく分かってない部分。
これが何か分かる程度に写真は撮っておこうと、こういうとき思う。
ただ、下流面にこれだけ存在感のある構造物ってあまり見ない気がする。

夕張シューパロダム(北海道)
サイフォン方式にはパイプがいっぱいある。

夕張シューパロダム(北海道)
もっと良い天気の時にまた来たい夕張シューパロダムでした。



訪問日2015.08.15

ダム諸元
名称:夕張シューパロダム(ゆうばりしゅーぱろ)
形式:重力式コンクリート
目的:FNAWP
堤高:110.6m
堤頂長:390.0m
堤体積:940,000m3
堤頂標高:EL306.6m
サーチャージ水位:EL301.5m
常時満水位:EL297.0m
総貯水量:427,000,000m3

ダム湖:シューパロ湖
管理者:北海道開発局建設部・北海道開発局農水部・石狩東部広域水道企業団・北海道
完成年:2014年

ダムカード有り

北海道開発局 ダム便覧 wikipedia

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