直線距離で3kmほど北にある高の倉ダムを
立入禁止で拝むことも出来ず…っていうか
この段階では、真野ダムでもカードを入手出来ずってとこから
何かイマイチな流れできているので
かなりモヤモヤしながら横川ダムへ。
管理所へ続く正規の入り口と思しきところまで来ると
そこは、道幅の半分がチェーンで封鎖され、そこには
またしても「関係者以外立入禁止」と。
これは…半分開いてるとはいえ、侵入して良いのか分からず、
この道以外にも、上流から管理所に道が延びているのを確認し、
そっちに行ってみることに。
すると…

おお、着いた着いた!

着いたんだがなぁ… そりゃまあそうか、の立入禁止。
しかし、ここはダムカード配布場所のハズでもある。
まあ、厳密にはどうやら非公式カード(※)だし
実は配布終了してましたーなんてオチも考えましたが
まずやれることをやろうってことで、
最初に行った、半分開いてる入り口まで移動し、
そこから管理所に電話!いざとなったら電話問い合わせ!これに尽きる。
すると、何のことはなく、入ってきていいですよーとのこと。
ふー一時はどうなることかと思ったぜ…
んで、管理所まで行くと「電話の方ですかー?」なんて話してくれて
このときに高の倉ダムの見学許可も貰いました。
てなわけで、問題解決したところで、ダムの見学をさせてもらいます。
※非公式カード
公式と言われているのは、国交省のHPにあるリストに載っているもの。
主に、国交省や水資源機構が管理している施設のもの。
自治体や電力会社が独自に出しているものが非公式とされる。
非公式は微妙にフォーマットが違うこともあるが(まあ公式も…)
大きく違わなければこちらとしては構わない。
非公式は情報収集をマメにする必要がある。

おお~、いいじゃない!完璧な眺め。
実にすっきりとした造形です。取水設備の建屋以外に出っ張り?が無い。
最近多いゲートレスよりも、やっぱゲートあった方が好みw

定礎と並んで「ダム軸標」。
あんまり見ない奴だ。

ダムの案内看板。
福島県原町地盤沈下対策事務所…?
調べたら、ダム出来る前に地下水ガンガン使った結果地盤沈下が問題になったらしい。
んで、地下水以外の水源としての横川ダム、と。なるほど。

んで振り向くと堤体。最初の写真では見えなかった水位標が見えてきた。
141mてとこですかねぇ。

堤体上から下流を眺める。
こっちにある建屋は……なんだろう?
工業用水の引き込みってことだろうか。
右側の水路は、副ダムの手前で導流部に流れ落ちてるのだが、
川の先には向かわず、手前側に流れてきている。
副ダムの先を見ると、右から水が出てるようなので、
減勢工のどっかから水を引いている…のかな?
なんだか複雑だぜ横川ダム。

んで、振り向くとダム湖。
さあ、高の倉ダム(そして真野ダム)に戻るか!w

目的のAIだけってのは以外と珍しいかも。
訪問日:2023.08.31
ダム諸元
名称:横川ダム(よこかわ)
河川:太田川水系太田川
形式:重力式コンクリート
目的:AI
堤高:78.5m
堤頂長:200.0m
堤体積:273,000m3
堤頂標高:EL153.1m
計画高水位:EL150.5m
常時満水位:EL150.5m
総貯水量:13,650,000m3
ダム湖:-
管理者:南相馬市(県より委託)
完成年:1984年
ダムカード有り
南相馬市 ダム便覧 wikipedia
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